なぜ売れる営業は「また連絡します」で終わらないのか?

なぜ売れる営業は「また連絡します」で終わらないのか?

記事
ビジネス・マーケティング
「検討します」で終わる営業は、BANT情報を取れていない。

「資料だけ送ってください。」
「今はタイミングじゃないですね。」
「また必要になったら連絡します。」

営業をしていると、このような言葉を何度も言われます。

でも、ここで質問です。
そのお客様、本当に失注だったのでしょうか?
私は違うと思っています。
多くの場合、「今じゃなかった」だけです。

営業3年以内の方ほど、
「今決まらなかった=脈なし」
と判断してしまいます。

しかし、フォロー商材(人材・SaaS・システム・コンサル・広告など)は違います。

売れなかったのではなく、タイミングが違っただけ。
今日は、そのタイミング営業を実現するために欠かせない「BANT情報」についてお話しします。

BANT情報とは?
BANTとは営業で必ず確認したい4つの情報です。

B(Budget)予算
A(Authority)決裁者
N(Need)課題・ニーズ
T(Timeframe)導入時期

営業研修ではよく教えられますが、

実際は
「聞いた方がいいよね」
で終わってしまうことがほとんどです。

しかし本当に大事なのは、
「フォロー営業の設計図になること」
です。

フォロー商材は"今売る"営業ではありません。
例えば人材紹介。
今日、
「採用予定はありません。」
と言われた会社でも、

3か月後には社員が退職するかもしれません。
半年後には新店舗を出すかもしれません。
来期には採用予算がつくかもしれません。

つまり、
ニーズは変わる。
だから、

初回商談だけで勝負する営業は、
非常にもったいないのです。

アポイントより「資料請求」をゴールにしてもいい

ここで一つ考え方があります。
多くの営業は
「アポイント獲得」
をゴールにします。

しかし実は、
資料送付をゴールにする営業
も非常に有効です。
目的は資料を送ることではありません。

目的は
「フォローできる状態を作ること。」

例えば
・担当者名
・部署
・メールアドレス

この3つさえ取得できれば、
半年後でも、
1年後でも、
継続して接点を持つことができます。

営業は、
「断られないこと」ではなく、
「忘れられないこと」が重要です。

BANT情報を取る理由
B(Budget)予算
「予算はいくらですか?」
これは聞きにくいですよね。
だから私は
・従業員数

などから予算を推測します。
企業規模が違えば、
提案できるサービスも変わります。

営業とは、
相手に合わせて提案を変える仕事です。

A(Authority)決裁者
この人が決められるのか。
担当者なのか。
社長なのか。
ここで営業の進め方は全く変わります。

担当者なら
・稟議資料を作る
・社内説明用資料を準備する
・決裁者との面談をお願いする

など、

やるべきことが見えてきます。

N(Need)ニーズ
今困っていることは何か。
ここは商談の中で自然と聞けます。
大切なのは、
困りごとだけではなく、
「困り始めるタイミング」
まで把握することです。

T(Timeframe)導入時期
ここが一番重要です。
例えば
「今年の予算はもう決まっています。」
と言われたら失注でしょうか?
違います。

私は
「来年度の予算はいつ決まりますか?」
と聞きます。

決算月が分かれば、
予算策定の1〜2か月前に連絡できます。

そのタイミングで、
「以前資料を送らせていただいたYAZUです。」
と言えれば、
初めて電話する営業より圧倒的に有利になります。

営業は"今"売る仕事ではない
営業経験が浅い人ほど、
今日受注できるかだけを見ています。

でも、
成果を出し続ける営業は違います。
「次に連絡する理由」
を毎回作っています。

だから、
数か月後に
「ちょうど相談したかったんです。」
と言われるのです。

営業は偶然ではありません。
未来の受注を設計しています。

■最後に■
もし今、
「検討します」で終わる商談が多いなら、
一度商談を振り返ってみてください。

BANT情報はどこまで取れていましたか?
導入時期は?
決裁者は?
予算感は?
次に連絡するタイミングは?

ここが整理できるだけで、
営業は「運任せ」ではなく、
再現できる営業へ変わります。

私は営業相談の中で、
「どう話すか」だけではなく、
「いつ売るか」「誰を追いかけるか」まで設計しています。

営業は才能ではありません。
仕組みを作れば、成果は大きく変わります。

もし、
「フォロー営業がうまくいかない」
「検討で終わる商談を減らしたい」
という方は、お気軽にご相談ください。

一緒に、"売れるタイミングを逃さない営業"を作っていきましょう。

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