『そんな夜のお話』

『そんな夜のお話』

記事
コラム
眠れんかってん。

もともとあんまり眠れへんから、
「お電話待機しようかな」って思った。

でも、なんか不安でさ。

今夜は誰かに話を聞いてほしいなって、
そんな夜やったから、待機できんかった。

でも朝になって、
少し気持ちが落ち着いてから、
2時間ほどお電話待機してみた。

今はちょっとお気に入りの
ゆずレモンサイダーを飲みながら、これを書いてる。

不安なときってさ。

「何が不安なん?」って聞かれて、
ちゃんと話せる人もおるんかな。

ふらのは、
「何が」ってうまく言えへんことがある。

だから、そんなときは
なんでもない話をしたくなる。

電話の向こうに誰かがいてくれて、
「ひとりじゃない」って思える。

そんな時間が欲しいなって思う。

「泣いてもいいよ」って
言ってくれる人もいるけど……

ホンマに泣いても、
そばにいてくれるんかな。

そんなことを考えてたら、
前に言われたことを思い出した。

「あー、泣きそう……」

そう言ったふらのに、その人は、

「あなたとめちゃくちゃ仲良しやったら、
泣いていいよって言ってあげたい。

でも、まだそうじゃないから、
あなたを泣き止ましてあげられる自信がない」

って言った。

こんなこと言う人いるんやー。

そう思ったら、
涙が止まったのを覚えてる。笑

でも、その人といろんな話をするようになって。

次に「あー、泣きそう」って言ったときは、

「泣いていいよ。
思いっきり泣き。
付き合うから」

って言ってくれた。

そのときは、

「あ、この人と仲良くなれたんや」

って思って。

それはそれで、
また涙が止まった。笑

泣きたいのに、
結局、泣けへんやん。笑

でも今思うと、

いろんな方法があるんやなって思う。

「泣いていいよ」だけが
寄り添うことじゃない。

泣かせてあげることも、
泣き止ませてあげることも、
なんでもない話をすることも。

ただ電話の向こうにいて、
ひとりじゃないって思ってもらうことも。

その人にとって必要なことは、
その日によって違うのかもしれへんな。

そんな夜のお話。

今夜も、誰かの心が
ほんの少しだけ軽くなりますように。



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