アメリカでタンブラーの概念が変わった話

アメリカでタンブラーの概念が変わった話

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アメリカに来たばかりの頃、地味に驚いたものがあります。
それは、巨大なマグタンブラーです。
最初に「でっか!」と思ったのは、小学校へ用事があって職員室へ行った時でした。
先生たちの机を見ると、多くの先生が大きなマグタンブラーを置いているのです。
しかもただのタンブラーではありません。
持ち手が付いていて、ストローがささっているタイプ。
日本の感覚だと、子どもが学校へ持って行く大きめの水筒くらいのサイズです。
机の上に並んでいる様子はなかなかの迫力でした。
でも驚いたのは大きさだけではありません。
デザインもかわいいんです。
花柄だったり、パステルカラーだったり、おしゃれなロゴ入りだったり。
大きな水筒というより、ファッションアイテムのような感じ。
「アメリカっぽいなあ」と思ったのを覚えています。
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そして気付けば、その巨大タンブラーは学校だけではありませんでした。
ESLのクラスへ行けば、生徒さんたちが持っている。
スーパーへ行けば売り場にずらりと並んでいる。
スターバックスのグッズコーナーを見ても、日本とはラインナップがかなり違います。
日本だと小ぶりのタンブラーもたくさん売られていますが、こちらは大容量が中心。
「たくさん飲む前提」が伝わってきます。
実際、アメリカの人たちは本当によく飲みます。
水だったり、コーヒーだったり、ソーダだったり。
とにかく飲み物を持ち歩いている人が多い印象です。

そして車社会だからなのか、タンブラーの形にも工夫があります。
上は大きいのに、下の部分は少し細くなっています。
最初は不思議だったのですが、理由はすぐ分かりました。
車のドリンクホルダーに入るようになっているんです。
巨大なのに車にはちゃんと収まる。
よく考えられています。
普通に考えると「大きすぎない?」「持ち運びにくそう」
と思いそうですが、こちらでは車移動が基本。
だから、かさばるという発想自体があまりないのかもしれません。
たくさん入ることの方が大事。
そんな感じがします。

そして、そんな私も結局買ってしまいました(笑)。
だってかわいいんです。
最初は「こんな大きいの必要かな」
と思っていたのに、気付けば自分も使っています。
車で移動する時は確かに便利ですし、ストラップがなくても特に気になりません。
最近では家でパソコンを使う時にも、横に置いています。
たっぷり入るので、何度も飲み物を入れに行かなくて済むのです。
気付けばすっかり巨大タンブラーのある生活に慣れていました。

「さすがアメリカ、タンブラーまでデカいのね」
と思っていたのに、人間慣れるものですね。
今ではスーパーでかわいい新作を見つけると、ちょっと気になってしまいます。
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