学会発表資料を依頼する前に準備しておくとよいもの

学会発表資料を依頼する前に準備しておくとよいもの

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ビジネス・マーケティング
学会発表のスライドやポスターを作るとき、意外と悩むのが

「何を準備して相談すればいいのか」

という部分だと思います。

資料作成を依頼する側としても、まだスライドが完成していない状態で相談してよいのか、抄録だけで依頼できるのか、図表が整理できていなくても大丈夫なのか、不安になることがあります。

実際には、すべてが完成していなくても相談は可能です。

ただ、いくつかの情報があると、作成する側も発表の目的や全体像をつかみやすくなり、よりスムーズに資料を整えることができます。

今回は、学会発表資料を依頼する前に準備しておくとよいものを整理してみます。

1. 抄録や研究概要


まずあると助かるのは、抄録や研究概要です。

抄録には、研究の背景、目的、方法、結果、考察や結論がまとまっていることが多いため、発表資料全体の土台になります。

まだ完成版でなくても構いません。

途中段階の抄録や、研究計画書、発表原稿の一部でも、研究の流れを確認する材料になります。

特に学会資料では、単に見た目を整えるだけではなく、

・何を伝えたい研究なのか
・どの結果を強調したいのか
・結論として何を示したいのか

が分かることが大切です。

そのため、抄録や研究概要があると、資料の構成を考えやすくなります。

2. 発表要項や指定様式


次に大事なのが、学会から出ている発表要項です。

口演発表であれば、

・発表時間
・質疑応答の時間
・スライドサイズ
・提出形式
・利益相反の記載
・枚数の目安

などが関係します。

ポスター発表であれば、

・ポスターサイズ
・縦向きか横向きか
・掲示スペース
・文字サイズの指定
・演題番号の表示方法
・発表者名や所属の書き方

などを確認する必要があります。

ここが分からないまま作成すると、後からサイズ変更やレイアウト修正が必要になることがあります。

依頼前に、学会の発表要項やポスターサイズが分かる資料を準備しておくと安心です。

3. 既存のスライドやポスター


すでに作りかけのスライドやポスターがある場合は、それも重要な資料になります。

完成していなくても大丈夫です。

むしろ、

「ここまでは自分で作ったけれど、見にくい気がする」
「文字が多すぎる気がする」
「図表の配置に迷っている」

という段階でも、十分に相談できます。

既存資料があると、どこを残したいのか、どこを直したいのかが分かりやすくなります。

また、発表者自身の考えや、研究の見せ方の方向性も読み取りやすくなります。

4. 図表や結果データ


学会発表では、結果の見せ方がとても大切です。

表やグラフがある場合は、元データや現在使っている図表を準備しておくとよいです。

特に、

・表が細かすぎて読みにくい
・グラフにした方がよいか迷っている
・どの結果を大きく見せるべきか分からない
・本文と図表の説明が合っているか不安

という場合は、図表の整理が必要になることがあります。

結果をすべて載せようとすると、スライドやポスターが見にくくなることもあります。

どの結果を中心に見せるかを一緒に整理することで、発表全体の伝わりやすさが変わります。

5. 発表時間や説明したい内容


口演発表の場合は、発表時間も重要です。

例えば7分発表と15分発表では、スライドの枚数や内容の深さが変わります。

一般的には、発表時間に対してスライドが多すぎると、説明が早口になりやすくなります。

そのため、

・発表時間
・質疑応答の有無
・必ず説明したい内容
・省略してもよい内容

を事前に整理しておくと、資料作成が進めやすくなります。

発表者自身が説明しやすい流れになっていることも、とても大切です。

6. 希望する雰囲気


資料の雰囲気も、事前に伝えておくとよいです。

例えば、

・シンプル
・落ち着いた印象
・学会向け
・印刷しやすい
・医療系らしい雰囲気
・文字を大きめにしたい
・図表を中心に見せたい

などです。

学会資料の場合、派手さよりも、読みやすさや信頼感が大切になることが多いです。

ただ、人によって好みもありますので、希望する雰囲気があれば最初に伝えておくと、完成イメージのズレが少なくなります。

7. 締切と希望納期


最後に、締切はとても重要です。

学会発表資料は、提出期限や発表日が決まっていることが多いため、いつまでに必要なのかを最初に伝えておくと安心です。

また、初稿確認の時間や修正の時間も必要になります。

できれば、

・提出期限
・発表日
・初稿がほしい日
・最終確認したい日

が分かると、無理のないスケジュールを立てやすくなります。

短納期でも対応できる場合はありますが、内容量や修正範囲によっては難しいこともあります。

余裕を持って相談できると、資料の質も整えやすくなります。

すべて揃っていなくても大丈夫です

ここまでいろいろ書きましたが、最初からすべて準備できていなくても大丈夫です。

実際には、

・抄録だけある
・スライドは途中まで
・図表はあるが配置に迷っている
・ポスターサイズだけ決まっている
・発表時間だけ分かっている

という状態でも、相談できることは多いです。

大切なのは、現在どこまで準備できていて、どこに困っているのかを伝えることです。

そこが分かれば、作成する側も必要な情報を確認しながら進めることができます。

おわりに


学会発表資料は、研究内容をただスライドやポスターに載せるだけではなく、聞き手や閲覧者に伝わる形に整理することが大切です。

内容そのものはしっかりしていても、文字量が多すぎたり、図表が小さかったり、流れが分かりにくかったりすると、研究の良さが伝わりにくくなることがあります。

依頼前には、できる範囲で

・抄録や研究概要
・発表要項
・既存資料
・図表や結果データ
・発表時間
・希望する雰囲気
・締切

を整理しておくと、資料作成がスムーズになります。

もちろん、すべてが揃っていなくても大丈夫です。

現在ある資料の状況に合わせて、見やすく、伝わりやすい学会発表資料に整えていくことができます。

学会スライドやポスター発表資料の作成・修正でお困りの方は、現在の資料の状況からご相談ください。

学会ポスター作成チェックリスト
学会発表用 発表原稿作成チェックシート

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