これから本格的な暑い季節がやってきます。離れて暮らす親御さんの実家、エアコンはちゃんと動いていますか?
「うちの親はエアコンを嫌うから……」
「何度言っても水を飲んでくれない……」
と諦めていませんか?実は、高齢者がエアコンを嫌ったり水を飲まなかったりするのには、本人のわがままではない、体の変化による切実な理由があるのです。
高齢者はエアコン嫌い?
高齢者はなぜエアコンを嫌う?本当にエアコン嫌いなのでしょうか?
高齢になると、自分で自分の体温調整をする機能が低下してしまいます。そのため、私たちが「猛暑」と感じていても、本人は「暑いのか暑くないのかが分からない」状態になっている可能性があります。
「嫌い」なのではなく「分からない」のです。そしてなんとなく「体を冷やしちゃいけない」という意識が働き、エアコンを付けないという事になるのです。
なぜ水分不足になるの?
水分補給も同じです。体内の水分が足りなくなっていても、脳へ「水を飲みたい」という信号が上手く伝わらないため、渇きを感じずにそのまま脱水症状を起こしてしまうケースが非常に多いのです。
今の日本の夏は、昔とは違う「殺人的な暑さ」です。なるべく体の水分を逃がさないように、高齢者は「エアコンを24時間消さずに夏を過ごす」くらいがちょうど良いのです。
水分は見える化しましょう
「喉が渇いたら飲む」ではなく、時間を決めて必ず「1日1リットル」は水を飲むと決めましょう。そして水分の見える化です。
おすすめは、「1リットルの空きペットボトル」に水やお茶を入れて置いておくことです。「これが今日飲む分だよ」と伝えることで、本人も家族も「今日どれくらい飲んだか」が一目で分かります。ペットボトルにマジックで時間と目盛りを書いておくのも良いですね。
【重要】エアコンを買い替えるなら「今年」が絶対にお得!
実家のエアコンはいつ買ったものですか?古くなっていませんか?チェックしてみて下さい。もし10年以上経過している場合はいつ壊れてもおかしくない状態です。今年の夏前に買い替えることを強くお勧めします。
実は、来年度(2027年度)からエアコンの「省エネ基準」が変わります。現在よりも35%も厳しくなります。
基準が厳しくなることで、来年度以降のモデルは性能が上がる一方で、エアコン自体の価格が上がると言われています。今のうちに新しいものに変えておいた方が、購入費用を抑えられる可能性が高いです。また、来年度から省エネ基準が変わる為、今年は買い替えのピークだと言われています。
もし、夏の真っ最中に壊れてしまったら・・・
修理するにしても、買い換えるにしても、それなりの時間がかかると思われます。早めの対応を心がけましょう。
電気代が気になる・・・
健康の為だと言っても24時間毎日エアコンを付けたままにしておくとなると、気になるのは電気代ですよね。
手軽にできる電気代対策(冷房効率アップ)として、ホームセンターで売っている窓用のプチプチ(緩衝材)や断熱効果のあるフィルムを窓に貼るのも非常に効果的です。これだけで外からの熱気を遮断し、エアコンの効きがガラッと変わります。通常、家の壁には断熱材が入っていますが、窓は薄いガラス1枚です。家の中で一番断熱効果が無い場所は窓ということになります。ここを少し工夫してあげるだけで、電気代は変わってくるのではないでしょうか。
本格的な猛暑がやってくる前の今こそ、実家の環境を整えてあげてくださいね。