婚活難航ポイント③ -1 : 自分の理想や希望が対等になっているか?(経済面)

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婚活が難航しやすいポイントの3つ目(対等な関係)を、今回から数回に分けて深掘りしていきます。

世の中には「無償の愛」とか「ノブレスオブリージュ」等の高尚なものから、もう少し身近なところでは「ボランティア精神」とか「惚れた弱み」等の一方向的な関係もありますが、友情結婚においては、このような考えは馴染みません。友情結婚であれば、恋愛感情がないので「惚れた弱み」も生じないですし、まして、ボランティア精神で結婚する人はいないですよね?
友情結婚についての理想は人それぞれですが、恐らく多くの人の理想に共通するのは、「恋愛感情抜きの男女の対等な関係」であることだと思います。あなたの理想や希望条件、相手への態度は「対等な関係」を前提としているでしょうか?

初回の今回は「経済面(家計)」について考えてみたいと思います。
友情結婚を希望する人の中には別居婚を望む人もいますが、多くの人は同居婚を前提にしていると思います。同居をすると必然的に家賃や光熱費、食費といった共通費用が発生します。これは、家庭を営む上で避けては通れない重要な項目です。ここの感覚が違うとお相手との結婚観で折り合いがつかず、交際や話し合いが上手く行きません。

恋愛感情があれば、「この人を自分が養っていきたい」というモチベーションが湧くかもしれません。しかし、友情結婚においてはそういったモチベーションはほぼ皆無です。よって、片方だけが生計を担って、もう片方が専業主婦/主夫になる、というケースはよほどのことがない限り成り立ちません。

専業主婦/主夫という極端な例でなくとも、よくあるのが二人の収入差をどのように埋めるか、という問題です。例えば、Aさんが年収800万円、そのお相手のBさんが年収200万円という場合で考えてみましょう。二人が生活するのに、毎月20万円の生活費(共通部分)がかかると仮定します。この場合、対等に毎月の生活費を負担するには、どうすればいいでしょうか?
以下の案があると思います。

a)折半(割り勘)
一番わかりやすい対等な状態です。10万円ずつをAさんもBさんも出すということです。Aさんにとって10万円は支出するのに苦労する額ではないでしょうが、一方でBさんにとってはどうでしょうか?毎月の手取りの大半を出さないと支出が出来ない額になります。

b)収入割合に応じて出し合う
次に分かりやすい案は、収入割合に応じて支出することです。AさんとBさんの年収の割合は4:1の関係にあるので、毎月20万円の生活費のうちAさんが16万円、Bさんが4万円出すことになります。割合だけを考えた場合は対等ですが、絶対額を見たときには非常にアンバランスな状態になります。Aさんが多く支出することで、Aさんからは対等と見えないかもしれません。

c)話し合いによって支出割合を決める
最後はa)とb)の折衷案です。折半するのはBさんの収入面から難しい、一方で収入割合で配分するとAさんの負担が大きくなり、Aさんの納得感がない。これを解消するには話し合いをして調整するしかありません。例えばBさんが毎月出せる最大限の金額を先に決めて、残りの額をAさんが負担するというのが一つの案です。(例えば、Aさんが12万円、Bさんが8万円)

ここで考えてみたいのは、収入差があるのは何に原因があるかについてです。昔は性別による賃金格差があったようですが、現代においては、同じ会社で同じ仕事をしていれば男女の賃金は同一です。収入の差を生じさせているのは性別ではなく、就職している会社(の規模)や業種、雇用形態、勤務地などに寄るところが大きいでしょう。

性別が原因ではないとすると、厳しい書き方にはなりますが、収入の低さは自己の選択・責任によるものということになります。より良い条件の会社に就職するために学業を頑張った、資格を取った、インターンシップに参加した、リスクを取って起業して成功した等、高い収入を得るには相応の努力が必要になります。また、一般的には高い収入にはそれ相応の能力、責任、労働時間が求められます。
一方で、収入が低い場合、上記のような努力をしていたでしょうか?高い収入の人と同等の責任や労働時間が求められるでしょうか?
中には就職氷河期や家庭の事情(家族の介護が必要)等の理由から、外的要因で低収入に陥るケースもありますが、多くの場合は、やはり自己の選択の結果だと私は考えます。
そのように考えた場合、収入が低い方が収入が多い方に寄りかかる(上記のb)案・c)案)のパターンは、本当に対等と言えるのか、今一度考えてみて欲しいと思います。

対等という観点からは、理想はやはり同額ずつを折半し合うa)案です。しかし現実問題として、それが難しい場合は、話し合いを重ねてお互いに納得できる水準にすることが重要です。また、次の項目で触れますが、金銭的な貢献が相手よりも低くならざるを得ないb)案、c)案におけるBさんのような場合、その分家事を相手より多く負担することでバランスを取ることも対等性や納得感を担保するための一つの手段です。

また、婚活の初期(プロフィール確認やお見合の段階)で、相手への希望条件に自分の収入からかけ離れて高い収入を求めるのは、今回の記事で書いた理由から、対等な関係にならない、と相手に感じさせてしまうのでやめた方が良いでしょう。

長くなってしまいましたが、今回はこのあたりで。
お読み頂いてありがとうございました。
HARU

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