婚活難航ポイント③ -3 : 自分の理想や希望が対等になっているか?(子ども)

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前回までの金銭面・家事面では、殊更「対等」を意識して書いてきましたが、子どもに関する事柄については、(男性にも負担は生じますが)やはり、女性側に負担が偏りやすい項目です。女性に負担が寄るので、対等にするために、男性にはそれを埋めるための配慮が求めらます。今回はどのような点で女性に負担が寄るのか、そのためにどのような配慮が求められるのか、男女それぞれが心がけることとは、というあたりを書いていきたいと思います。

妊活~妊娠~出産~育児初期にかけて、特に女性側に負担が生じる項目を段階に分けて挙げていくと、次のような項目になるのではないでしょうか。
(これが全てではありませんが、一例としてお考え下さい)

<妊活>
・女性だけが不妊治療のクリニックに通う回数が多くなりやすい
・人工授精、採卵やホルモン注射といった身体的・精神的な負担が大きい
・仕事を(急に)休む必要が生じることがある
・家を空けるために家事が出来ないことがある

<妊娠>
・様々な制約が生じる(酒・タバコ禁止、食事に気を付ける必要がある等)
・安定期に入るまでは十分慎重になる必要があり、常に気を張る必要がある
・つわりによって食事が十分に取れないことや、仕事に影響が出ることがある
・出産直前は仕事を休む必要がある

<出産>
・無痛分娩も近年は普及してきているものの、分娩による体への負担が大きい
・入院が必要になる
・仕事を休む必要がある(産休)※場合によっては収入が途絶える
 ※「出産手当金」「出産育児一時金」の受給が出来る場合がある

<初期育児>
・母乳で育てる場合は特に、授乳の負荷が女性に偏る
・産後すぐに育児が始まり、体も環境も大きく変わるため、適応するのに負荷がかかる
・(一定期間)仕事を休む必要がある※場合によっては収入が途絶える
 ※「育児休業給付金」を受給できる場合がある

なお、女性の負荷ばかりを挙げていますが、男性に負荷が全くかからない訳ではありません。クリニックへ通うことの心理的ハードルや、隣で負担に苦しんでいる人を支えないといけないという責任感など、「男性は何も苦労しない」とは受け取らないでいただけたらと思います。ただ、負荷の項目や程度が子どもを持つことについては、女性の方が重いということです。

さて、上記のような、女性に特有にかかる負荷を軽減し「男女で対等な関係」を維持するためにはどのようにすればよいでしょうか?以下のようなポイントをあらかじめ考えて、婚活の段階から、自分の考えを相手と共有しておくと良いと思います。

【男性】
1)金銭面
妊娠・出産に伴って、女性の収入状況は一時的に不安定になります。各種給付金制度はありますが、それでも、通常時と変わらない金銭負担を男性が女性に求めるというのは、あまりに虫が良すぎるでしょう。
各種制度も活用しながら、二人で話し合って、どのような負担割合にするべきか、この時期に限っては、再調整が必要になると考えます。最も分かりやすい例でいくと、女性の収入が落ちた分を男性側が(女性の収入状況が元に戻るまでの間は)補填するということでしょうか。

2)家事面
妊娠時・出産直後に平常時と同じように女性が家事を出来るとは限りません。個人差はありますが、女性が辛そうにしている、疲れている等の状態であれば、男性がそのサポートをするべきでしょう。自分にその能力や時間がない場合は、外部(両親や委託業者)の手を借りてもいいかもしれません。

3)精神/身体面
妊娠や出産は、男性にとっても大きな変化ですが、女性にとっては自分の命を脅かす可能性さえある非常に大きな変化です。そんな時に身体的・精神的に不安定になることは良くあることのようです。(いわゆるマタニティブルー)
男性は平常時よりも、より強く相手を思いやる気持ちを持ち、実際に積極的に行動に移すことが望ましいでしょう。

ここまで、いかにして男性が女性を気遣うべきか、サポートするべきかを書いてきました。一方の女性側も、以下の心構えを持つことが肝要だと思います。

【女性】
1)「子どもを生んであげる」という発想をもたない
確かに女性しか子どもを生むことはできません。でも、「子どもを生んであげる」という上から目線で男性に接することを避けるべきです。自分が(も)子どもを望んだから生むことになるのであって、男性にお願いをされて嫌々生むのではないはずだからです。

2)「私ばっかりがしんどい」という被害者意識をもたない
確かに女性に負担が寄っているので、ある意味では「正」です。でも、それを盾にして男性を責めるような態度は取らないように注意すべきでしょう。女性に負担が寄ってしまうのは生物学的な違いによるためであって、決して男性(相手)のせいではありません。自分がしんどいから相手も同じようなしんどさを味わうべき、という発想はお互いに不幸にしかなりません。

3)「相手が配慮をして当然」という傲慢さをもたない
妊娠・出産においては、女性の方が負担が大きいのは前述のとおりです。それに対して、男性(=パートナー)が気遣ってくれて当然、というように傲慢に考えないように気を付けたいところです。パートナーが気を遣ってくれるのは、あなた・こども・家庭を大事にしているからです。それを意識して、感謝する気持ちを持って接すると二人の関係もより上手く行くでしょう。仮に配慮が足りないとか、やり方を変えて欲しいということであれば、不満を抱えるのではなく、どうしてほしいか相手に明確に伝えることが大切だと思います。(もちろん言い方は考えた上で)

今回も長くなってしまいましたが、結論としては、以下でしょうか。
・子どもを持つことに限っては女性に負担が寄ることは事実
・男性は女性の負担を軽減し、安心してもらうための行動を取る
・女性は男性からの配慮に対して、感謝の気持ちを持って接する

これができれば、身体的/精神的に辛い妊活~育児時期も二人で乗り越えて行けるのではないかと思います。

(お互いに子どもを望んでいる場合の)婚活段階においては
男性は女性に生じる負担を知ること、それに対して自分に何ができるのか、どのようにサポートをするべきかを考え、自分の考えをあらかじめ伝えておくことが重要です。
一方の女性も自身に生じる負担について事前に知っておくこと、男性に対しては「配慮してくれて当然」という考えを持たないことが重要だと考えます。
お互いを思いやって子どもを持つという難局を乗り越えられる相手かどうか、というのが婚活段階での重要なポイントになるでしょう。

今回はここまでです。
ここまでお読みいただいてありがとうございました。
HARU
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