ここまで3回にわたって「対等な関係」について考えてきました。いずれのケースも、思い違いをしていたり、意識が足りていないと、婚活(+結婚生活)が難航するというポイントです。今回はその共通点や心構えについてを「まとめ」として書いていこうと思います。
前回までの記事では、金銭面・家事面・子どもという点を切り取りましたが、他の物事でも共通する事があります。根底にあるのは「面倒なこと」「苦手なこと」「嫌なこと」を相手にやってもらいたいとか、相手がやるのが当然だという風に考えていると、婚活はもちろん、結婚してからの生活も上手く行かない、ということです。
前回までの例をこれに当てはめると…
・(収入が相手より低い=お金を稼ぐのが相手に比べて苦手だから)家計にかかる費用を相手に多く負担してもらいたい
・(家事をするのが面倒or苦手だから)家事は相手に多く担当してもらいたい
・【男性】(子どもを持つことによる負担はあるのは知っているが、家計や家事を多く担うのは嫌だから)妊娠~出産の間も、平常通りに相手(女性)に変わらずに分担してほしい
・【女性】(子どもを持つことによる負担は女性にばかり寄っているので)家計や家事のほとんどを相手(男性)が担うのは当然だ
これらは、実際に結婚してから、もしくは交際が話し合いの詰めに入っている段階で生じる例ですが、婚活の初期段階でも同様です。
例えば…
・(相手に待たされるのは嫌だから)待ち合わせ時間ぴったりか、むしろ少し遅れて行こう
・(話題を自分から振るのは面倒/苦手だから)相手に話題を振ってほしい
・(会話を盛り上げるのは苦手だから)相手に会話が盛り上がるようにリードしてもらいたい
・(次回の予定を立てるのは面倒/苦手だから)相手に全部決めてほしい、場所の予約も取ってもらいたい
・(相手より自分の収入が低い=お金を稼ぐのが苦手だから)相手に多く支払ってほしいor奢ってほしい
上の例の多くに共通するのは「受け身の姿勢」です。「受け身≒Taker気質≒やってもらって当前」という態度や行動は、果たして「対等な関係」と言えるでしょうか?婚活初期からこのような態度や行動をしていて、いざ結婚したら急にそれが変わるでしょうか?きっと、そうはならないでしょう。
例えば、せっかく出会えたお相手との交際を、以下のような理由で終了・お断りをしていませんか?
・話していて楽しくなかった
・会話をリードしてくれなかった
・なんか緊張して(≒させられて)心地よく話せなかった
・相手のエスコートが下手で頼りなかった
・割り勘をさせられた
これらの考えは一方的に相手に責任を押し付けるもの(=他責思考)であり、相手に対等以上のものを求めているということに気が付いてほしいと思います。対等な関係を前提にした場合、話を盛り上げたり和やかな雰囲気を作るのは二人の共同作業ですし、相手に一方的に会話のリードを求めるものではないし、ましてエスコートしてもらったり、奢ってもらう正当な理由がどこにあるでしょうか?
このようなことで交際終了をしていては、婚活は長引いて当然でしょう。
婚活を上手く行かせたいなら、受け身ではなく積極性を持つべきです。
例えば先ほどの例だと…
・(相手を待たせたくないから)待ち合わせ時間の10分前には着いておこう
・(話題は二人で持ち寄るものだから)事前に準備をしておいて自分からも積極的に話題を出そう
・(会話を盛り上げるのは二人ですることだから)相手の話に耳を傾けて話を膨らませられるようにしよう
・(今回は予定を相手に決めてもらったから)次回は自分が予定を決めたり予約を取ったりしよう
・(対等な関係なのだから)支払いは割り勘にしよう。もし奢ってもらったら、次は自分がお返しにその分を出すようにしよう
今一度まとめます。
対等な関係にするためには、という観点で何回かに分けて書いてきました。
友情結婚は「恋愛感情に基づかない、男女の対等な関係」です。恋愛感情があれば対等でなくても成り立つかもしれませんが、友情結婚ではそうはなりません。
重要なのは、「対等な関係以上のものを相手に求めていないか、振り返って考えること」、「対等な関係にするために自分に何が出来るか、自分が何をすべきかを考えること」、「率先して(積極的に)行動に移すこと」だと考えます。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
今回はここまでです。
お読みいただいてありがとうございました。
HARU