こんにちは!小濱優士です。
たくさんの楽器が集まるオーケストラの演奏を聴いたことはありますか。バイオリンやトランペット、太鼓など、それぞれの楽器が自分の持ち味を最大限に発揮して、ひとつの美しい交響曲を作り上げていきます。しかし、もし全員が自分の好きなタイミングで、好きな大きさの音を鳴らしてしまったらどうでしょうか。どんなに素晴らしい一流の演奏家が集まっていたとしても、そこから生まれるのは音楽ではなく、ただの不快な雑音になってしまいます。
実は、私が専門としているセールスフォースというシステムの構築や運用の現場でも、これと全く同じことがよく起きています。会社をもっと良くしたい、売上を伸ばしたいという熱い思いから、最新のシステムを導入する企業はたくさんあります。しかし、いざ使い始めると、営業部門、マーケティング部門、管理部門が、それぞれ自分たちの都合の良いようにデータを入力し、全体の連携が取れなくなってしまうのです。これは、楽譜を無視して全員がバラバラに楽器を鳴らしているのと同じ状態です。
私が何よりも大切にしているのは、システムのための構築ではなく、ビジネスの成長のための構築です。どれほど最新で高価な機能を詰め込んでも、全体の調和が取れていなければ、経営の正しい判断に繋がるきれいなメロディは聞こえてきません。それぞれの部門がどんな手順で仕事をしていて、どこでつまずいているのかを丁寧に紐解き、ひとつの美しい楽曲のように全体の流れを整えていくことが、私の役割だと思っています。
そのため、私は難しいプログラミングを無理に使うことはしません。標準の機能を最大限に活かし、後からだれが見ても分かりやすいシンプルな自動化の仕組みを作ることが得意です。これにより、演奏者である現場のメンバーが迷うことなく、お互いの音を感じ合いながら軽やかに仕事を進められるようになります。
企業のビジネスモデルや日々の業務の流れを丁寧にヒアリングし、複雑に絡み合った課題を紐解いていく。そうして、現場のメンバーが迷わずに入力でき、経営層がリアルタイムで正しいデータを見て、まるで指揮者のように全体のタクトを振れるような、きれいな分析の基盤を整えていきます。全体の調和がぴったりと整ったとき、ビジネスは驚くほどの美しい成果を響かせ始めます。
皆さんの会社のシステムというオーケストラは、今心地よい音色を奏でていますか。もし、バラバラの雑音に悩んでいるなら、まずはその譜面を一緒に見直すところから始めてみませんか。