#1 問題が分からないこと自体が問題な理由

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何かがおかしい気がする。
でも、何が問題なのか分からない。

前に進めない。考えているのに整理できない。何から手を付けていいのか分からない。

そんな状態になることはないでしょうか。

この状態のとき、多くの人は「自分は行動力が足りないのではないか」と考えます。でも実際には違う場合があります。

それは、問題が解決できないのではなく、問題が見えていない状態というケースです。


問題が分からないと人は動けない


問題が見えていない状態では、何を変えるべきか分かりません。どこから手を付けるかも決まりません。

つまり、行動以前の段階で止まっています。

これは能力の問題ではなく、単に位置が分からない状態です。


理想を見ればいい、という考え方について


ここでよくある考え方があります。

「問題ではなく、なりたい状態に意識を向けるべき」というものです。

これは間違いではありません。ただし前提があります。それは、今どこにいるか分かっている場合です。

現在地が分かっていれば、目的地だけ見ても進めます。でも現在地が分からない状態で目的地だけ見ても、方向は決まりません。

多くの場合、必要な順番はこうです。

①今どんな状態か知る
②何が問題か見える
③方向が決まる
④動けるようになる

順番が逆になると、理想だけ見て動けなくなります。


問題を見ることはネガティブではない


問題を見るというとネガティブに感じる人もいます。でも実際には、問題を見ることは落ち込むことではありません。

むしろ見通しを作る行為です。

問題が見えると、何を考えなくていいかも分かります。余計な思考が減り、方向が生まれます。


問題が分かることはスタート地点


問題が分かることは失敗ではありません。むしろスタート地点です。

多くの場合、変化は答えから始まるのではなく、問題が見えることから始まります。


もし今、何が問題か分からないなら


もし今、何が問題なのか分からないなら、それは停滞ではなく、まだ整理されていない状態かもしれません。

多くの場合、必要なのは答えではなく、問題を見える状態にすることです。それだけで動き出す準備は整い始めます。





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