健診、また後回しにしてませんか?病気になって「もっと早く来てくれれば」と思ってきた話です。
今年も健診の案内、届いてますよね。
、、、でもまだ予約してない、って方、いませんか。
正直に言うと、僕も自分の健診をついつい後回しにするタイプです笑。
「もっと早く来てくれれば、、、」と何度も感じてきた。
「症状ないし大丈夫」は、心臓では通用しない
外来でよく聞かれます。
「血圧、少し高いって言われたんですけど、症状ないし大丈夫ですよね?」
、、、これ、本当に怖い質問なんです。
心臓や血管の病気は、症状が出るまで静かに進みます。
高血圧も、動脈硬化も、最初はほぼ無症状。
じわじわ、じわじわと蓄積していく。
「症状がないから大丈夫」という論理、心臓病には通用しないんです。
何度も聞いてきた言葉
患者さんに、よく聞くんです。
「健診で何か言われてましたか?」
すると高確率で、こう返ってきます。
「3年前に血圧高いって言われてたんですが、そのままで、、、」
「コレステロールが高いって書いてあったんですが、症状なかったので、、、」
意外と多いのは
「今まで健康で病気ひとつしたことないのにな!!」
これはただ受診してなくて、自分の健康状態を知らなかっただけ。
僕の目の前に、急患として来て、緊急手術前の血液検査や血圧を見てびっくりすることが多々あります。
いつも心の中で、それは健康ではなない、と思ってます。
もっと早く来てくれれば、といつも思います。
責める気持ちは全然ないんです。
「症状ない=大丈夫」って思いますよね。
僕だって専門家じゃなかったら、同じことをしてたと思う。
だからこそ、声を大にして言いたい。
健診の数値には、ちゃんと向き合ってほしいんです。
「少し高い」は、血管にとって全然少しじゃない
数値の話をさせてください。
血圧が130〜139/85〜89mmHg、「少し高いだけ」に見えますよね。
でもこれ、最新のガイドライン(JSH2025)では立派な「高値血圧」というカテゴリです。
LDL(悪玉)コレステロールが140mg/dL以上なら「脂質異常症」。
空腹時血糖が110mg/dL以上なら、もう正常域を超えています(日本糖尿病学会基準)。
どれも「ちょっと気になる数値」に見えて、実は血管がダメージを受け始めているサインなんです。
でも、この段階で見つければ、生活習慣を変えるだけで間に合うことも多い。
手術が必要になってからじゃ遅い。
だから健診って、人生で一番コスパのいい「血管の点検」だと思ってます!!
まとめ
年に一度の健診、今年はちゃんと受けてほしい。
症状がなくても、数値に向き合ってほしい。
「少し高い」を放置してきた年数が、数年後の命の差になることがあります。
怖がらせたいわけじゃないんです。
でも、手術室で何度も「もっと早く来てくれれば」と感じてきた医者として、正直に書きました。
あなたの血管、まだ間に合います!!
「40代で心筋梗塞になる人の共通パターン」を外科医の目線で正直にお話した内容を以下にまとめています。
また、個別相談も受けてけています。
*診断や処方は行えません。