私は、感情や悩みをそのまま抱え込むのではなく、キャラクターとして外在化するという方法で整理することがあります。
外在化とは、
自分の中にある感情や状態を外にある存在として扱う方法です。
そうすることで
●自分の状態を客観的に見やすくなる
●感情を言葉にしやすくなる
●重たい気持ちを少し距離を置いて扱える
という効果があります。
このサービスでは、あなたの中にある
●感情
●悩み
●思考の癖
●心の動き
などをもとに、あなただけの外在化キャラクターを設計します。
キャラクターは文章によって
●性質
●行動
●ルール
●心との関係
などを整理し、あなた自身が扱いやすい形に設計します。
※画像作成は行いません
※文章によるキャラクター設計です
外在化キャラクター設計の例
ここでは、実際にどのような思考から外在化キャラクターが生まれるのかを、一つの例として紹介します。
1. 「閉·SOCK」というキャラクター
あるとき私は、自分の中に強い閉塞感を感じていました。
物事が前に進まないような感覚。
そのとき私は、その感覚を「閉·SOCK」というキャラクターとして外在化してみました。
すると、不思議なことに次に閉塞感を感じたときに
「ふーん、お前か」
と思えるようになりました。
感情と少し距離ができ、心が軽くなったのです。
※この過程で生まれた「閉·SOCK」については、2026年3月12日に投稿したブログ
『感情に輪郭を与える ― 外在化という「心の風景」を設計し直す、ささやかな試み/航海の寄り道〜ラーミアの止まり木〜⑤』
をご参照ください。
2. 利用者さんとの会話
その経験をきっかけに、利用者さんとこんな話をしました。
「感じたい感情ってありますか?」
すると、その方はこう言いました。
「最近、感動しなくなった。」
さらに
「刺激を受けて感動できるようなキャラクターがあったらいい」
とも話していました。
ここから、感動を外在化できないかと考え始めました。
3. 感動とは何か
辞書などを調べると、感動とは
●深く感じて心が動くこと
●外からの刺激に反応すること
と整理できます。
つまり感動とは
刺激に反応して心が動く現象
です。
この「反応する」という性質を、どのようにキャラクター化できるかを考えました。
4. 様々なイメージの検討
感情には、喜怒哀楽があり、さらにその中にも複雑な揺れや重なりがあります。
そのため私はまず、「感情の多面性」をどのような形で表現できるかを考えました。
つまり、感情の様々な面を表現するには、どのような姿がふさわしいのか、という問いです。
例えば
●一つの身体に複数の顔がある形(十二面観音像のような多面性)
●頭がいくつも分かれている形(ヤマタノオロチのような構造)
●複数の役割が集まる形(戦隊もの)
●複数の存在が同時に現れる形(多重分身)
など、様々なイメージを検討しました。
感情は
●喜び
●怒り
●悲しみ
●楽しさ
といった単純なものだけではなく、
●嬉しいのに寂しい
●懐かしいのに切ない
といった複雑な重なりもあります。
そのため最初は、複数の顔や頭を持つ存在の方が表現として適しているのではないかと考えました。
しかし考えていくうちに、違和感が出てきました。
感動は
増えるものではなく、変化するもの
ではないかと思ったのです。
5. カメレオンという発想
そこで浮かんだのが
カメレオン
です。
カメレオンは
環境に反応して色が変わる
という特徴があります。
これは
刺激に反応して心が変化する
という感動の構造とよく一致していると、思いました。
6. 感レONの誕生
こうして生まれた外在化キャラクターが
感レON(かんれおん)
です。
設定は次の通りです。
●空気の中に無数に存在する
●普段は誰にも見えない
●カメレオン同士は互いが見える
●人に取り憑くのは一匹だけ
●取り憑かれた本人にだけ見える
●ナウシカのテトのように肩に乗っかって取り憑く
感レONは刺激に反応して
●単色
●二層
●三層
●マーブル
に色を変えます。
それが
心が動く=感動
として現れます。
ちなみに、その設定を読み込ませ、画像化したら、
感レONは次のような姿となりました。
7. 感動しない状態
「最近感動しない」という状態は
感レONがいない
という状態として説明できます。
つまり
●人が壊れているわけではない
●感情が欠けているわけでもない
ただ
今その人の肩に感レONが来ていないだけ
という理解になります。
◎外在化キャラクター設計サービス
このように
●感情
●悩み
●心の状態
をキャラクターとして設計すると
●自分の状態を客観的に見やすくなる
●感情を言葉にしやすくなる
●心の整理がしやすくなる
という効果があります。
本サービスでは、あなたのお話をもとに
あなたの心の状態を外在化するキャラクターを文章で設計します。
例えば
●不安のキャラクター
●やる気のキャラクター
●怒りのキャラクター
●感動のキャラクター
などです。
キャラクターは
●性格
●行動
●ルール
●あなたとの関係
を整理して設計します。
「自分の感情を少し違う形で見てみたい」
「悩みをキャラクターとして整理したい」
そんな方のためのサービスです。