海外法人営業は時差との戦い。リアルな1日のルーティンをご紹介
海外法人営業の仕事は、「英語を使う」というイメージ以上に、時差にどう向き合うかが大きなテーマになります。
時差がある分だけ、相手の業務時間帯に合わせる必要がありますし、日中は国内の業務も走っています。
私自身、北米・アジア・欧州など複数の地域とやり取りする中で、1日の組み立て方は常に試行錯誤でした。
今回は、そんな海外営業の“実際の1日の流れ”を紹介しつつ、時差と上手く付き合うためのポイントもまとめていきます。
☀️ 07:00 – 08:00(朝)
欧州の終業時間に合わせたメール処理
朝起きてまずやるのが、欧州クライアントから届いたメールの確認です。
彼らの終業間際に送られてくるメールに対して、こちらが早めに回答することで1日のスタートを滑らかにできます。
時差がある仕事では、相手の“翌日を待たせない”スピード感が非常に重要です。
☀️ 09:00 – 12:00(午前)
国内チーム・社内調整・資料作成
午前中は国内チームとの調整時間。
技術部門、法務、関係部門、国内顧客との対応はこの時間帯に集中します。
海外向けの資料作成も、この時間帯に進めていました。
この時間をうまく使えるかどうかで、夜の海外ミーティングの質が大きく変わります。
🌤 13:00 – 15:00(午後前半)
アジア圏とのやり取りがピーク
アジア圏とのやり取りが最も活発になる時間帯。
即レスが重要な相手であれば、チャットやメールの反応速度も求められます。
私が特に意識していたのは、
“英語で複雑なことを説明しない”こと。
代わりに、箇条書き・要点・ステップ形式でまとめることで、誤解を防ぐ工夫をしていました。
🌇 15:00 – 18:00(夕方)
海外MTG準備・社内報告・資料の最終調整
夕方は、夜の北米向けミーティングの準備がメイン。「議題」「結論」「依頼事項」を整理し、少なくとも3つは“英語で説明したいポイント”をメモして臨んでいました。
英語のミーティングでは、完璧に話す必要はありません。
大事なのは、ゴールとメッセージが明確であること。
英語力よりも“段取り力”が勝負を決めると感じています。
🌙 21:00 – 23:00(夜)
北米とのミーティング
北米と打ち合わせをする日は、夜が本番です。
相手の午前〜昼の時間帯に対応するため、この時間がベスト。
遅い時間のミーティングは負担に思われがちですが、
私は「相手が最も頭が冴えている時間に話せる」というメリットを感じていました。
また、夜は社内の雑務や電話が入りづらいため、集中して深い議論ができる時間でもあります。
🧭 時差と上手く付き合うコツ
✔ “翌日を待たせない”メール運用
返事を翌日まで寝かせると、相手の1日が止まります。短文でも即返信。
✔ 会議は“型”を持つ(前回のブログでもお伝えしております)
Let me clarify our agenda.
To summarize, we agreed on…
こうした定型文があるだけで、会議運営が安定します。
✔ キャパを超えないスケジュール設計
夜会議が多い日は、日中の予定を詰め込みすぎないのが大切。
まとめ:海外営業はタフだが、成長スピードが段違い
海外相手の営業は、たしかにハードな面もあります。しかし、
・時差を超えたコミュニケーション
・英語の実戦
・多文化との協業
このすべてを経験できる環境は貴重で、長期的なキャリア価値は非常に高いと実感しています。
私自身も、この働き方を通じて英語力よりも、“段取り力・論点整理力・伝え方”が圧倒的に鍛えられました。
あなたが海外と関わる仕事を目指しているなら、
“時差のある働き方のリアル”をぜひ楽しみにしていてください。