部下が話さない1on1で、質問を増やすのをやめた

部下が話さない1on1で、質問を増やすのをやめた

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ビジネス・マーケティング
「最近、何か困っていることはありますか?」

「特にありません」

1on1を始めた頃、こんなやり取りが何度もありました。

せっかく時間を取ったのに、話が広がらない。

次は何を聞こう。

そう考えて、すぐに別の質問を重ねていました。

「今の仕事で難しいことはありますか?」

「これからやってみたい仕事は?」

「人間関係で困っていることはないですか?」

一つ聞いて答えが出なければ、次の質問へ。

本を読んで、1on1で使えそうな質問もたくさん集めました。

当時のわたしは、いい質問をすれば相手は話してくれると思っていたんです。

でも、実際に1on1を続ける中で、少しずつ考え方が変わりました。

「特にありません」は、本当に話すことがないとは限らない。

まだ自分でも整理できていなかったり、急に聞かれて言葉が出てこなかったり、どこまで話していいのか迷っていることもあります。

そこへ次々と質問を重ねると、相手は考える前に次の問いへ進むことになります。

質問している側は会話を広げようとしている。

でも、相手からすると、答えを探し続ける時間になってしまうこともあるんですよね。

今は「特にありません」と言われても、以前ほど焦らなくなりました。

一度その言葉を受け取って、少し待つ。

必要なら質問を増やすのではなく、問いを小さくします。

たとえば、

「最近の仕事で、少しやりやすくなったことはありますか?」

そんなふうに、答えを探す範囲を狭めてみる。

それでも出てこなければ、その日は無理に深掘りしないこともあります。

1on1は、毎回何か大きな話を引き出さなければいけない時間ではありません。

話せなかった時間も含めて、

「ここなら考えても大丈夫」

「すぐ答えなくても大丈夫」

と思ってもらえる関係をつくっていく。

最近は、その積み重ねのほうが大切だと感じています。

わたし自身も、今でも1on1を実践しながら学び続けています。

「何を聞けばいいのかわからない」
「自分ばかり話してしまう」
「特にありません、で止まってしまう」

そんな1on1の悩みを、一緒に整理する時間もココナラで提供しています。

次の1on1で何を変えるか、一つ持ち帰れる時間にできればと思っています。

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