【Mちゃんの制服問題】

【Mちゃんの制服問題】

記事
学び
当時小学2年生のMちゃん
朝の登校直後の行動変化の記録から

登校時 お母さんと別れてから
真っ直ぐに教室に行けなかったMちゃん

運動場をハイハイし
長い髪を地面に引き摺りながら
校舎に入ってきます

『いつでも来ていいよ』と
保健室のドアを開けて待ってると

時間をかけてじわじわと
保健室までハイハイしながら
入ってきます

その当時はどうしてMちゃんが
そんな行動に出るのか?
よくわかりませんでした

お母さんと離れるのが寂しいのかな?
不安なのかな?

教室に行きたくない何かがあるのかな?
自分でもどうすればいいのか
わからないのかな?

いろんなことを考えたりしました

保健室に入ってきても
すぐに話せる状態ではなく

隅っこにうずくまって
少〜しずつ 近づいてくる感じ

自分からはあまり話しません

そんな時は
無理に聞き出そうとはしません

ひとまずそばにいて
『先生 今日はこんなことがあってね〜』

そんな感じで 独り言のように
ぶつぶつ言いながら
保健室でのお仕事をしていると

だんだんと近くにきて
私の作業を手伝ってくれるように
なってきました

配布物を束ねて輪ゴムで止めたり
健康診断表に押すハンコの整理をしたり

そんな時は
どうしてもしないといけない事務作業も
後回し 笑

『ありがとうね。先生助かるよ。』
そう声をかけながら
Mちゃんのペースを大事にして
過ごします

その間にも
病気やケガでたくさん来室する子たち

保健室がざわつくことがある中でも
Mちゃんはマイペース 笑

黙々とずっとお手伝いをしてくれます
たまにちょこっと笑います

担任の先生も様子を見に来てくれて
Mちゃんのペースを尊重してくれます

保健室でちょっと慣れてくると
そろそろ教室へ...
という時間がやってきます

そうやって少しずつ学年が上がり
朝も来室することがなくなり

休み時間にはたまに
おしゃべりしに来てくれて

高学年に近づくにつれて
積極的に話しかけてくれるようになって

会話が多かったわけじゃないけれど
Mちゃんがある時ぽそっと言った一言

それは
『スカートが嫌だった...』

詳しく聞いてみると

幼稚園の頃 
制服のスカートを履くのが嫌で

ママに嫌と言ったのに無理やり履かされて
ものすごく嫌だった記憶があるとのこと

『そっか...そんなことがあったのか〜』
『昔は女の子はスカートって決まってたしね』

そう言いながら 思い返せば
これまでMちゃんのスカート姿は
見たことなかったかも...

Mちゃんのお母さんもきっと
悪気はなかったはず

我が子がそんなことで苦しんでいたなんて
知らなかったかもしれません

『中学校はズボンも選べるようになったから良かったね』
そう声をかけたら うなづきながら
『うん!絶対ズボンにする!』とMちゃん 笑

小さくても自分の意思に反することを
押し付けられたように感じて

しかも嫌々スカートを履かされ幼稚園時代を過ごし
ずっと我慢してきた反動が

もしかするとあの時のMちゃんの
あの行動に繋がっていたのかな...

その背景には もしかすると
発達特性なども影響していて

コミュニケーションが苦手だったり
意思を伝えることが難しかったり

お母さんもまた子育てをする上で
関わり方に難しさを感じていたのかも

はっきりとはわからないけれど
中には性的マイノリティーの問題などの
可能性もあったりするのかな...

そんなことを思いながら
元気に卒業していく
Mちゃんの姿を見送った私

昔に比べれば 選択肢が広がって
とにかく 元気になってよかった❤︎

そうやって いろんな人が
少しずつでも生きやすい世の中に
なっていったらいいな...と思う今日この頃

今頃どんな人生を送っているのかな?
色々あっても元気でいてくれるといいな

そう願いながらブログを書く私

ご覧いただき
ありがとうございました☺️









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