少しずつ増えた「できた」(親子療育で感じた成長と、目標との距離)

少しずつ増えた「できた」(親子療育で感じた成長と、目標との距離)

記事
コラム
こんにちは。そだちサポート工房です。

前回は、親子療育に通い始めたころ、施設に着くと泣き続けていたMくんの
ことを書きました。

今回は、その後、少しずつ見られるようになった変化についてお話します。

しばらくすると、場所に慣れてきたのか、Mくんは施設で泣かなく
なりました。以前はできなかった朝の支度も、できるようになって
いきました。

そして、先生の声掛けで、お片付けもできるようになりました。

通い始めたころは、施設に到着した瞬間から泣いて、
朝の支度も進まなかったMくん。
その姿を思うと、一つひとつの変化に成長を感じました。

一方で、施設に通い始めるときに思い描いていた目標は、
まだ遠いところにありました。

「お友達と、簡単な言葉でやり取りができるようになるといいな」

入所するとき、私たちはそんなことを願っていました。

Mくんは、まだ上手にお話をすることができません。
そして、通い始めた3歳のころは、言葉のやり取りに限らず、
集団で過ごすこと自体が難しい状態でした。

施設での小さな集団でさえ、Mくんにとっては苦痛に感じられるようでした。

Mくんは、一人で遊ぶことを好んでいました。
息子を見つめる母のほのかな哀愁.png

周りの子を「お友達」として意識している様子も、
当時はまだ見られませんでした。

同じ場所にほかの子がいることと、その子をお友達として意識し、
言葉を交わすこと。
その間には、私たちが思っていた以上の距離があったのだと思います。

「簡単な言葉でのやり取り」と考えていましたが、Mくんにとっては、
まだまだ遠い先の目標でした。

泣かずに過ごせるようになったこと。
朝の支度ができるようになったこと。
先生の声掛けで、お片付けができるようになったこと。

お友達とのやり取りには難しさがありながらも、こうした変化が少しずつ
見られるようになっていました。

まだ遠かった目標と、少しずつ増えていた「できた」。
その両方があった、親子療育の日々でした。
サービス数100万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す