人は言葉より、気遣いで救われる

人は言葉より、気遣いで救われる

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数年前、店舗の耐火金庫ごと盗まれたことがありました。

売上金だけではありません。

会社の大切な書類も入っていました。

犯人と思われる人物は2名まで絞り込めましたが、

第三者の可能性も否定できませんでした。

警察の捜査も進まず、

半年近く解決しないまま時間だけが過ぎていきました。

正直、その頃の私は精神的にもかなり疲れていました。

誰を信じていいのかわからず、

社員の顔を見るのも辛い時期でした。

そんな時、防犯カメラを設置しようと思い、

OA機器を扱う会社の担当者へ連絡しました。

その担当者は、普段から決して愛想の良い人ではありません。

正直に言えば、

私はあまり好印象を持っていませんでした。

事情を説明し、

何が起きているのかを話した時です。

その担当者が言いました。

「大変ですが、お気を落とさずに」

たったそれだけの言葉でした。

その後に何を言われたのか、

実はよく覚えていません。

でも、その一言だけは今でも覚えています。

不思議なものです。

その時の私は、

誰かに解決してほしかったわけではありません。

犯人を捕まえてほしいとも思っていませんでした。

ただ、

自分の気持ちを理解しようとしてくれる人が欲しかったのだと思います。

私は少し涙が出そうになりました。

そして、その時初めて思いました。

「この人は、人の気持ちがわかる人なんだな」

と。

価格がほとんど変わらないのであれば、

私はこの人から買いたいと思いました。

商品ではなく、

人で選びたいと思ったのです。

最近はAIの進化もあり、

多くの仕事が自動化されていくと言われています。

便利になることは間違いありません。

ですが、

人が人として価値を持つ部分は、

こういうところなのかもしれません。

相手の気持ちを想像すること。

相手の立場になって考えること。

そして、

必要な時に、必要な言葉をかけること。

それは接客業だけではありません。

仕事でも、

家庭でも、

友人関係でも同じです。

私はエスパーではありません。

だから相手の気持ちを正確に理解することはできません。

それでも、

理解しようとすることはできます。

私は、

人は言葉の上手さよりも、

気遣いで救われることがあると思っています。

そして私自身も、

そんな気遣いができる人でありたいと思っています。



ブログを読んでいただきありがとうございます。

私は現在も飲食店経営に携わっています。

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資金繰りや経営不安、再起についてのご相談もお受けしています。

一人で抱え込まず、お気軽にご相談ください。

◆アオ日記
「主人は、優しい言葉よりも、気遣いに弱いにゃ」

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