人は「安心できそうな人」に道を聞く

人は「安心できそうな人」に道を聞く

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コラム
あなたは、街でよく道を聞かれますか?

人は無意識に、
「拒絶されにくそう」
「安全そう」と、
感じる相手に道を聞いています。

そのため、
ー表情のやわらかさ、
ー清潔感、
ー落ち着いた動き、
ー周囲への注意の向け方などは、
「話しかけやすさ」の重要な要素になります。

つまり、“よく道を聞かれる人”とは、
単に親切そうな人ではなく、
相手に安心感を与えている人なのかもしれません。

私は昔から、
人に声をかけられることが多いタイプです。

何かに並んでいると「これって何の列ですか?」と聞かれる。
スーパーではレジの方から「それ美味しいですよ」と話しかけられる。
独身の頃からずっとそうでしたし、結婚して子どもが生まれてからも変わりません。

人から話しかけられること。
それ自体は、私は嫌いではありません。

むしろ、
「この人なら聞いても大丈夫そう」
と一瞬で思ってもらえることは、
相談員として大切な力だと思っています。

昔から、
「なんだか話しかけやすい」
「安心感がある」
と言っていただけることは多いです。

そして不思議なことに、
私が本当に急いでいる時や、
“今は話しかけないでほしい”と思っている時には、
ほとんど声をかけられません。

きっと人って、
言葉じゃない部分も、
お互いに何となく感じ取っているんでしょうね。

“受け止めてもらえそう”という安心感。
そういうものが、人を引き寄せるのかもしれません。

道に迷った時って、
「場所がわからない」だけじゃなく、
少し不安なんですよね。

だから人は、
“安心して聞けそうな人”
を探している。

それはきっと、
心が迷っている時も同じなんだと思います。

私自身も不安を感じたり、
心が迷っている時は、
誰かに「大丈夫だよ」と言って欲しくなります。
それは人として自然な感情だと思います。

電話相談も道を聞くのと同じです。

道に迷った時だけではなく、
心が迷った時にも、
話しやすい人に少しでも聞いてもらえたらと思います。

街中でパッと感じる、
「この人に聞いてみようかな」
私は、そんな存在でありたいと思っています。

もし今、
誰かに話を聞いてほしい。
そんな気持ちがあるなら。
まとまっていなくても大丈夫です。
“ちゃんと話さなきゃ”と思わなくても大丈夫。

誰にも言えないほどの悩みじゃなくても、
「なんかモヤモヤする」
「こんなことで相談していいのかな」
そんな時ってありますよね。

一人で考えていると、
余計に苦しくなることってありますよね。
話しているうちに、
自分の気持ちが少し整理できることってあります。
そんな時間になれたら良いなと思っています。

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