国会議員の国保保険料逃れ

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法律・税務・士業全般
神戸の社労士:井上です!

国会議員を始め、個人事業主の国民健康保険(国保)保険料逃れが、
先日報道されておりました。
「国保逃れ」是正図る 個人事業主が社保加入 厚労省通達|労働新聞 ニュース|労働新聞社
/www.rodo.co.jp/news/216996/?utm_source=nl&utm_medium=email&utm_campaign=260407ck

そこで、どうやって、国保保険料逃れが成立したのか説明しますね。

1:国会議員事務所や個人事業から毎月100万円の支払いがある。
とします。

すると、国保は市町村が決めた保険料や保険税を請求しますが、
おそらく月10万円近い請求になると思います。
我が神戸市だと9万833円となりました。
また、年間上限は109万円になります。

これが、2008年なら59万円でしたので、給与は上がらず、上限は二倍になったともいえます。
これは苦しいですわ((+_+))

また、報道にはありませんでしたが、国民年金の保険料も問題かもしれないです。

そこで、社会保険優先の原理から、国民健康保険より社会保険が優先されることを利用します。

2:社会保険の適応される企業(法人)に雇われます。
ここで、企業の社会保険に加入します。
しかし、企業では仕事と言える業務にはつかず、レポートを数枚提出して10万円未満の報酬を得ます。

これで、健康保険と厚生年金保険に加入が出来ます。

我が兵庫県なら、
10万円の報酬で、
健康保険料+介護保険料=12,209.6円 折半すると 6,104.8円。
厚生年金保険料=16,104円 折半で 8,052円
折半前でも国民年金保険料の17,920円より安くなっておりますね。

国保+国民年金だと1か月に10万円以上の支払いになるが、
社会保険だと14157円で済むことになります。

で、問題になった企業は、一般社団法人を名乗り、会費をもらい個人事業主を役員にします。
簡単なレポートを書かせ、10万程度の報酬支払い、社会保険の資格取得をさせます。

つまり、会費をもらうことで、実質折半負担ですらない。

これが問題でないとは言えないでしょう。

国会議員のすることではないと思えます。
理解していないというのであれば、法律を作る国会議員として未熟ではないでしょうか。

社会保険の優先でなく、報酬の多い方が優先にしては如何かと思いますが、

皆さんはどう思われますか?

労務プランニング オフィスINOUE
社会保険労務士:井上 正宣
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