ふと、目標の決め方について考えることがあった。
目標をどう決めるかは、いつも少し難しい。
目標は、いきなり決めようとすると難しい。
けれど、目的の方向を4つに分けてみると、考えやすくなる。
より良くする。
維持する。
改善する。
創造する。
まずは、このどれに向かっているのかを見てみる。
それだけで、目標の形が少し見えやすくなる。
より良くする、改善するという目的は、目標のイメージがしやすい。
変化の方向がはっきりしているからだ。
「今より少し良くしたい」「困っている状態を戻したい」という思いは、
自然と具体的な行動につながりやすい。
一方で、維持することも立派な目標になる。
今の状態を保つには、意識や行動が必要になる。
何もしなければ、少しずつ崩れていくこともある。
だからこそ、「変えないこと」を選ぶための準備や工夫が必要になる。
創造する目標は、達成の判断が少し違う。
まだ形がないものをつくるときは、未来のイメージが手がかりになる。
どんな状態をつくりたいのか。
どんな形を生み出したいのか。
創造の目標は、効果や変化ではなく、
新しいものをつくれたかどうかで判断できる。
目的の方向が分かると、次に必要なのは、その目的に合った視点を持つこと。
より良くするなら、どこを整えられたか。
維持するなら、何を保てたか。
改善するなら、どこを戻せたか。
創造するなら、何を新しくつくれたか。
それぞれで、達成の基準が変わってくる。
効果や成果だけで判断しようとすると、目標はぼやけてしまう。
その目的に沿った「できたこと」で判断できると、目標は決めやすくなる。
目標は、形が見えてくるまでが難しい。
けれど、一度決めたら、あとは淡々とこなしていくことが大切になる。
行動の積み重ねが、目的の方向を確かなものにしていく。
同じ「目標を決める」という行為でも、
目的の方向によって、考え方は少しずつ違う。
その違いが見えると、無理に言葉にしようとしなくても、
目標は自然と形になっていく。
そして、目標は変化していくものでもある。
状況や考え方が変われば、向かう方向も少しずつ変わる。
その変化を前提にしておくと、目標はもっと扱いやすくなる。