患者さんとのギャップ、無力感

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最近、患者さんと話していて、
あらためて“ギャップ”を感じることが多い。
患者さんが求めているのは、
今の痛みが取れること。
私たちが見ているのは、
未来のために変わること。
運動には、すぐに変わるものもあれば、
時間をかけて変わるものもある。
でも患者さんは、
薬のような即効性を期待する。
「わかりました」と言って帰っていくのに、
次に来たときにはやっていない。
その一方で、
こちらが対応したときに変化を出すことは、
実はそれほど難しくない。
だからこそ、家で続けてもらえないと、
変化が積み上がらず、また元に戻ってしまう。
そして、
「前回と比べて変わりません」と言われる。
そのたびに、
少しだけ無力感が出る。
このギャップは、
きっとこれからも続いていく。
完全に埋めることはできないのかもしれない。
そして、このギャップには、
その人が持っている“信念のような土台”が
強く影響していると感じる。
痛みとの向き合い方、
身体に対する考え方、
「運動はすぐ効くものだ」という思い込み、
「痛みは取ってもらうものだ」という価値観。
こうした土台は、
一度の説明や一つの運動では変わらない。
私たちができるのは、
目的の持ち方や、注意の向け方を少し変えること。
その人が日々の中で気づける“視点”を増やすこと。
できることは決して多くはない。
それでも、
今日の痛みと、
未来の身体を、
少しずつつなげていくこと。

その過程に寄り添い続けることが、
私たちの役割なのだと思っています。

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