「大丈夫です」
「気にしてないです」
「全然平気です」
そう言いながら、本当はずっと疲れていた。
人に気を遣える人って、周りから見ると優しい人に見えます。
空気を読める。
相手の気持ちを考えられる。
場を悪くしないようにできる。
でもその優しさは時々、自分を削る方向に向いてしまうことがあります。
本当は嫌だった。
本当は苦しかった。
本当は限界だった。
でも、
「迷惑をかけたくない」
「嫌われたくない」
「我慢すれば済む」
そう思って飲み込んでしまう。
特に人に気を遣いすぎる人ほど、我慢が普通になっていることがあります。
だから自分がどれだけ疲れているのか、分からなくなってしまう。
少し無理をしても、
「まだ頑張れる」
「もっと大変な人もいる」
と、自分に言い聞かせてまた無理をしてしまう。
でも、心って無限に耐えられるわけじゃないんですよね。
ある日突然、
涙が止まらなくなったり。
人と話すだけで疲れたり。
何もしたくなくなったり。
今まで普通にできていたことが、急にできなくなることがあります。
そしてその時、「なんでこんな弱くなったんだろう」と、自分を責めてしまう。
でも本当は弱くなったんじゃなくて、ずっと無理をしていた”だけなのかもしれません。
気を遣う人ほど、周りの感情に敏感です。
誰かが不機嫌だと気になる。
空気が悪いと苦しくなる。
相手を優先してしまう。
だから、自分が思っている以上に、毎日たくさんのエネルギーを使っています。
しかも優しい人ほど、「自分が耐えれば丸く収まる」を繰り返してしまう。
でも、それを続けていると少しずつ心が削れていくんです。
本当は、
もっと疲れていい。
もっと弱音を吐いていい。
ちゃんと苦しいって思ってよかった。
平気なふりを続けることだけが、優しさではありません。
限界が来る前に、
「つらかった」
「苦しかった」
「本当は嫌だった」
そう思っている自分を、ちゃんと認めてあげてください。
ひとりで考え続けていると、
「自分が悪いのかな」
「もっと頑張らなきゃ」
と、どんどん自分を追い込んでしまうことがあります。
でも、気持ちは言葉にしていくことで、少しずつ整理されていきます。
・何にこんなに疲れていたのか
・どこで無理をしていたのか
・本当は何を我慢していたのか
そういう気持ちを整理していくと、少しずつ頭の中が落ち着いたり、自分を責めにくくなることがあります。
うまく話せなくても大丈夫です。
ずっと気を遣って頑張ってきたあなたの苦しさを、否定しなくて大丈夫です。