嫌いになれたら、きっとこんなに苦しくなかったですよね。
思い出しても胸が痛くならなくて、ふとした瞬間に名前を探してしまうこともなくて。
もっと楽だったはずなのに。
でも本当は、嫌いになりたかったわけじゃないんですよね。
「まだ引きずってるなんて情けない」
「もう終わったのに」
そんなふうに、自分を責めていませんか?
でも、嫌いになれないのは未練がましいからじゃありません。
それだけ本気で好きだったからです。
人はどうでもいい相手のことで、ここまで苦しくなりません。
頭では分かっているんです。
終わったことも、戻れないことも。
でも心は、まだあの時間を大切に抱えたまま。
この「頭と心のズレ」が、苦しさの正体です。
だから、無理に嫌いになろうとしなくていいんです。
それは逆に、心を余計に傷つけてしまいます。
前に進むために必要なのは、「好きだった自分」を否定しないこと。
あの時間は、間違いじゃない。
あなたの人生の一部です。
それを消そうとしなくていいんです。
ただ、それでも夜になると涙が出たり、相手の幸せを想像して苦しくなったり、連絡を待ってしまう自分が嫌になったり。
そんな状態が続いているなら。
前に進みたいと思っているのに、心のどこかでまだあの人を基準にしてしまうなら。
一人で整理しようとしなくても大丈夫です。
気持ちは、言葉にすると少しずつ整っていきます。
「嫌いになれない理由」も「前に進めない原因」も
ちゃんと順番があります。
その順番を一緒に整理していくと、苦しさは少しずつ軽くなっていきます。
もし今、どうしても抜け出せないと感じているなら。
無理に強くならなくていいので、少しだけ言葉にしてみませんか?
今つらい気持ちをゆっくりほどいて、一緒に整理していきましょう。