副業の最初の値段、どうつける? — 安売りせずに、最初の1件をとる

副業の最初の値段、どうつける? — 安売りせずに、最初の1件をとる

記事
ビジネス・マーケティング
「いくらで出せばいいのか、まったく分からない」

「高くすると売れない気がして、つい安くしてしまう」

「実績がゼロの自分は、相場より安くしないと選ばれない」

「でも、安すぎると自分がつらくて、続かない」

副業でサービスを出そうとする方から、値段についてのこうした声をよく聞きます。

値付けが怖いのは、値段を「自分の価値の点数」のように感じてしまうからです。

高くして売れなかったら、自分が否定されたようで怖い。

だから、つい安全に見える"安い値段"に逃げてしまいます。

けれど、安売りは最初の1件を早めてくれる代わりに、あとから重たいツケを残します。

・安い値段で来たお客様は、次も安さを求めます(あとから値上げがしにくくなります)
・数をこなさないと稼げず、体のほうが先に音を上げます
・「安い=自信がない」と受け取られ、かえって選ばれにくいこともあります

安さは、いちばん簡単で、いちばん続かない戦い方です。

では、実績ゼロでも、安売りせずに最初の1件をとるには、どうすればよいのか。

次の3つを、順番に考えてみてください。

・まず、相場の"真ん中"を知る(同じようなサービスを3つだけ見て、「安い・普通・高め」がいくらかを確かめます。いちばん安い人に合わせる必要はありません。基準にするのは"真ん中"です)
・値段は「時間」ではなく「相手が受け取る結果」で考える(同じ1時間の作業でも、相手が省ける手間・得られる結果が大きいほど、値段は高くしてかまいません)
・実績ゼロは「安くする」ではなく「範囲を絞って、約束する」で越える("何でもやります"を安く出すより、"ここまでを、こう納品します"と範囲と成果物を小さく明確に約束するほうが、はじめてのお客様は安心して選べます)

どうしても最初だけ背中を押したいときは、「最初の◯名さま限定のモニター価格」と、人数か期間を区切って出します。

このとき、正規の値段も一緒に書いておきます。

そうすれば、安さが当たり前になるのを防ぎ、あとで無理なく正規価格へ戻せます。

たとえば、データ入力を「安さ」だけで受けると、数をこなしても疲れるばかりで、長くは続きません。

同じ仕事でも、「1週間分の受注データを、翌朝までにミスなく整えてお返しします」と範囲と結果を約束すれば、真ん中の値段でも選ばれます。

大事なのは、最初の値段を「一生の値段」だと思い込まないことです。

1件やってみて、お客様から評価(レビュー)をいただけたら、そこから少しずつ上げていけばよいのです。

安売りで疲れて途中でやめてしまうより、正当な値段で、細く長く続けるほうが、結果として大きな柱になります。

まずは、あなたが出そうとしているサービスと同じようなものを、3つだけ見にいくところから始めてみませんか。

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