「強みを書いてくださいと言われても、何も浮かばない」
「特別なスキルも資格も持っていない」
「人に誇れるような実績がない」
「みんなが当たり前にできることしか、自分にはできない」
副業を始めようとする方から、このような声をよく聞きます。
ただ、強みが「無い」のではなく、強みを「すごいこと」だと思い込んでいるために、見つけられていないことがほとんどです。
売れる強みは、資格や表彰のような特別なものとは限りません。
多くの場合、自分では当たり前すぎて気づいていないことの中に、強みは隠れています。
たとえば、次のような思い込みが、強みを見えなくしています。
・強みとは「人よりずば抜けてすごいこと」だと思っている
・自分に苦もなくできることは、強みにならないと思っている
・「好きなこと」を探そうとして、手が止まってしまう
強みとは、人より少し楽にできること、頼まれても苦にならないことです。
自分にとって当たり前でも、それを苦手とする人にとっては、十分に価値があります。
では、その強みをどうやって見つけ、売れる言葉にすればよいのか。
難しく考える必要はありません。
次の3つを、順番に書き出してみてください。
・これまで「人からよく頼まれたこと」「よく聞かれたこと」を書き出す(頼まれるのは、相手がそこに価値を感じている証拠です)
・その一つひとつを「相手のどんな困りごとを、自分が解けるのか」に言い換える
・「◯◯で困っている人が、△△できるようにお手伝いします」という一文にまとめる
強みは、「自分は何ができるか」ではなく、「相手のどんな困りごとを解けるか」に言い換えると、売れる形になります。
たとえば「職場でExcelの表をよく直してと頼まれる」なら、それは「数字の管理が苦手な人が、集計を自動化して楽になれるように手伝う力」です。
「新人にやり方を教える係だった」なら、「はじめての人でも迷わず作業できるように、手順を整理して伝える力」です。
同じ経験でも、相手の困りごとの言葉に翻訳すると、急に「買える形」に変わります。
完璧な言葉にする必要はありません。
まずは頼まれたことを一つ思い出し、それを相手の困りごとに言い換えてみるだけでも、方向は見えてきます。
「特別なスキルなんて何もない」と感じる方ほど、この翻訳が抜けているだけのことが多いのです。
大事なのは、すごい強みを新しく身につけることではなく、すでに持っている経験を、相手に伝わる言葉に翻訳することです。
翻訳できた強みは、そのまま出品ページの「サービス説明」や「キャッチコピー」に使えます。
逆に、強みを自分目線のまま並べても、読んだ人は「自分に何をしてくれるのか」が分からず、そっと離れてしまいます。
もし、自分の強みをどう言葉にすればよいか迷う場合は、記入していくだけで強みが形になるワークシートから始めるのがおすすめです。
出品中の「副業の『売れる強み』が見つかる 自己分析ワークシート」(500円)は、問いに沿って書き込むだけで、あなたの経験を売れる言葉へ翻訳できるように作っています。
もう一歩、誰かと一緒に整理したい方には、「あなたの副業の強みを棚卸しします」で、強み・それが役立つ相手・最初の一歩までを一緒に見える化します。
占いでも精神論でもなく、あなたがやってきた事実から、売れる言葉を組み立てる作業です。
まずは、これまで人から頼まれたことを一つ思い出すところから始めてみませんか。
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