やさしい人は、何も言わずに去っていく
記事
コラム
やさしい人は、
何も言わずに去っていく。
怒鳴らない
責めない
泣きつかない
「もう無理」
とも言わない。
ただ、
静かにいなくなる。
それは冷たい行動に見えるかもしれない
でも本当は、
最後までやさしかった証です。
やさしい人は、
何度も考えています。
これを言ったら相手は傷つくかな
ここで本音を言ったら空気が壊れるかな
私が我慢すれば、うまくいくかな
そうやって、
自分の気持ちを後回しにする。
限界まで…
やさしい人ほど、
「まだ大丈夫」
を何度も自分に言い聞かせます。
本当は大丈夫じゃないのに
だから、
去る時は突然に見える。
でもそれは、
ある日いきなり決めたわけじゃない。
何日も、
何ヶ月も、
時には何年も、
心の中で静かに積み重ねてきた結果
やさしい人は、
最後の最後まで
相手を守ろうとします。
だから、
理由を説明しない。
言えば分かってもらえるかもしれない
でも、
分かってもらえなかった時の痛みを、
もう背負えない。
それに、
言葉にした瞬間、
「わがまま」
にされてしまうことも知っている。
だから、
何も言わずに去る。
冷たいようで、
とてもあたたかい選択
自分が悪者になる覚悟をして、
静かに距離を置く。
それは、
最後のやさしさ
もしあなたが、
何も言われずに去られたことがあるなら
それは、
あなたが軽かったからじゃない。
むしろ、
大切だったから。
ぶつかって壊れるくらいなら、
黙って手を離す。
それが、
やさしい人の不器用な愛情です。
そしてもし今、
あなたが去ろうとしている側なら
ここまで、
本当によく耐えてきましたね。
誰にも言わず、
自分だけが分かる痛みを抱えながら、
それでも人を傷つけないようにしてきた。
それは弱さじゃない。
誇っていい強さです。
やさしい人が去ったあと、
その場は一時的に静かになります。
波風は立たない。
でも、
あとから気づく。
「あの人がいたから、
あの空気が保たれていたんだ」
と。
やさしさは、
失ってから
重さが分かるもの。
だから今日、
もし胸のどこかが
少し冷たく感じていたら
それは、
あなたのやさしさが
ちゃんと生きていた証です。
去ることは、
逃げじゃない
自分を守る、
最後の選択
冷たいようで、
確かにあたたかい
やさしい人は、
今日もどこかで
静かに息をしています。
それだけで、
十分です🐧✨