なぜ、仕組みを入れても人は変わらなかったのか

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仕組みを入れれば、
人の動きも自然に変わる。

以前は、私もそう思っていました。


実際には、
仕組みを入れても、

使う人は使う

・使わない人は使わない
・自己流は必ず生まれる
・この状態が続きました。

時間が経てば浸透する、
というわけでもありません。


これは意識の問題ではなく、
仕事の優先順位の問題でした。

現場では、

・早く終わらせたい
・トラブルを避けたい
・余計なことは増やしたくない

この判断が、常に先にきます。

どんなに正しい仕組みでも、
この流れには逆らえません。


そこで私は、
「人を変える」発想をやめました。

代わりに考えたのは、

・使われなくても破綻しない
・抜け道を想定しておく
・想定外が起きたときに気づける

人が変わらなくても回る設計です。


仕組みを定着させるために、
ルールを増やすことは簡単です。

でもそれは、
現場の負担を増やすだけでした。

変わらなかったのは人ではなく、
前提の置き方だったのだと思います。


今振り返ると、
仕組みを入れた時点で、

「守られる前提」
「正しく使われる前提」

ここに期待しすぎていました。

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