突合をしていると、数字が合わないことがある。
月次、請求、照合作業、支払確認など、いろいろな場面で起きる。
合わないとき、最初に疑われるのは「ミス」だ。
誰かが入力を間違えたのではないか、
日付をズラしたのではないか、
数量を打ち間違えたのではないか。
ただ、実務を見ていると、ミスよりも多い原因がある。
それは 揃っていない情報 だ。
例えば、こういう会話が現場では起きている。
「これ今月分?」
「ん、たぶん」
「この日付って発送日?受領日?」
「えっと…どうだっけ」
「どのデータが最新?」
「それ後で聞かないと…」
この段階で、まだ突合に入る準備が終わっていない。
突合は「作業」ではなく「照らし合わせ」だ。
照らし合わせる前に揃っていないと、合うはずがない。
揃っていないものとして多いのは、難しい内容ではない。
・何月分のデータなのか
・どの得意先/どの案件か
・どのステータスを対象にするか
・どの日付で見るのか
・どのキーで揃えるのか
・古いファイルと新しいファイルが混在していないか
ここが曖昧なまま突合に入ると、数字は揃わない。
揃っていない状態に、作業者が調整を加える。
その調整は人によって違う。
そして突合がずれる。
これは人の問題ではなく、情報の問題だ。
現場で見ていると、
突合に時間がかかる人ほど“探す時間”が長い。
ファイルを探す
最新版を探す
対象月を探す
どの値かを探す
どの日付かを探す
この探す時間こそが突合の本体であり、
揃っていない状態が負荷を生んでいる。
逆に、前段が揃っている現場では、
突合は作業ではなく「確認」で終わる。
合う・合わない以前に、
整った状態を作るかどうか が本質になる。
突合が合わない状態が続いている場合、
作業者を変えても結果は変わらない。
見るべきは人ではなく 前段 だ。
前段さえ整えば、突合は自然に合い始める。
相談例
・毎月、突合がずれている
・CSVとExcelの数字が合わない
・Web明細のPDFと社内データを照らしている
・請求と支払のデータを合わせたい
・日付の考え方が部署で違う
扱っているデータや状況が対象かどうか判断しますので、
一度ご相談ください。
購入前提ではありません。