改めて、【表紙って大事だなぁ】と思った、同人誌即売会。

記事
コラム
先日、久しぶりに自分の作った同人誌を抱えて、
自分を育ててくれた地方即売会に参加しました。
元・地元ということもあり、挨拶回りで自サークルを相方に任せていたのですが、
友人のサークルで談笑しているときに、見覚えのある表紙の同人誌を抱えて歩いている方を見かけました。

そう……
自分の作った同人誌でした!!!
自分の知らないところで売れていて、
しかも会場内で、自分の本を知らない誰かが手にしている。
友人には話さなかったのですが、
すごーーーーく、うれしい瞬間でした。

そのとき、ふと思ったんです。
「一目で自分の同人誌だとわかる表紙づくりって、
 実はとっても大事なのでは?!」
と……。

私は二次創作をしている“文字書き”です。
イラストが描けない分、
「自分の色を出す」というのは
どうしても難しくなります。
でも、
・表紙の色使い
・素材選び
・タイトルの配置
・作字
そういった要素を工夫すれば、
自分“だけの”、自分“らしい”表紙は作れる。
そしてそれは、ちゃんと
【唯一無二】のものになるんだ。
そう実感できた瞬間でした。

即売会で、自分の手で本を頒布するのも大好きです。
でも、どうしても席を外さなければいけない瞬間ってありますよね。
トイレだったり、挨拶だったり。
そんなときでも、
自分が出会えなかった買い手さんに、
同じ会場の中で、別の形で
「ありがとう」
って思える瞬間がある。
それって、
“自分だけの表紙”があってこそ生まれる体験なんだな
と、再発見しました。
もちろん、
唯一無二の表紙を作る、というのは
簡単なことではありません。
それでも、
会場内ですれ違った人が
自分の本を手にしている。
その光景を見たときの感動は、
本当にひとしおです。
この気持ちを、
ぜひ、みなさんにも体験してほしい。
そう思いました。

一人で作ること、悩むこと。
とても心細くて、大変なことだと承知しています。
だからこそ、
少しでもそのお手伝いができたら。
そう思って、ココナラでのデザイン業務を始めました。
もともとは企業案件しかやってこなかったのですが、
友人や知人の同人誌の表紙を手伝ううちに、
「これってもしかして、誰かの役に立てるのでは?」
と、ずっと考えていました。
同人歴も30数年になります。
古参も新参も関係なく、
ただ、
本を出す誰かの力になれたら。
そう思っています。

完璧な人間なんていない。
私はそう思っています。
だからこそ、
誰かに手伝ってもらったり、
助言をもらったりしながら、
人は成長して、
次の新しいものを生み出していくんじゃないか。
そんなふうに感じています。


あと、もうひとつ。

これはちょっと笑ってしまった話なんですが、
バニーガール表紙の本(※BL小説)を置いていたら、
男性の方が結構足を止めてくれて。
立ち読みして、
「あっ……(違う)」
みたいな顔で、そっと戻していくんですよね。
申し訳なさそうに。
あれはあれで面白かったんですが、
同時に思いました。
表紙って、本当に大事だなって。
表紙は、
「目に留まる」ためのものでもあるし、
「誰に手に取ってもらうか」を決めるものでもある。
だからこそ、
見栄えだけじゃなくて、
“中身との距離感”も大事なんだな、と。
今回は少し、
表紙づくりのノウハウとは違う話になってしまいましたが……
「表紙がキマると、いいことあるんだよ!」
そんな気持ちが伝わればうれしいです。
創作って、本当に悩みが尽きませんよね。
だからこそ、
みなさんの作品への熱量に応えられるよう、
私も日々精進して、
いろいろな形でお手伝いできたらと思っています。

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