一問一答は検品するもの 社労士試験勉強法のコツ③
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法律・税務・士業全般
問題集を何周もしていると、
だんだん
「これ○」
「これ×」
だけで回すようになる。
だから、
「何周しても意味がない」
「わかる問題を解いても力はつかない」
という話になる。
でも、
本当にそうだろうか。
問題集には
一問一答と五肢択一がある。
それぞれ役割が違う。
今回は一問一答について。
私は一問一答を、
・基本事項の定着
・引き出すスピード
・正確さの訓練
このためのツールとして使っている。
だから、
基本事項に絞った一問一答を
何周も回す。
ただ普通に回すと、
・○×を覚えるだけ
・初見に弱い
・選択式で穴が出る
・知識が点のまま
・思考が育たない
という問題に直面する。
何故か。
問題に合わせるからそうなる。
「この問いは○なのか×なのか」
その思考が邪魔になる。
なら、
回避すればいい。
やることはこれ。
1 問題文を見る
2 常に「正しい答え」を先に思い浮かべる
3 問題文の該当箇所を確認
4 違う → ×を押す
○×はどうでもいい。
押し間違いも気にしない。
目的は、
正しい知識との差分を検品すること。
こういう問題がある。
令和7年 健康保険法 問6 肢C
被保険者が〜(略)
×。
設問のように自己の故意の犯罪行為がきっかけとなり、さらに自殺の場合、故意による事故に該当する。
もっとも、死亡は一度しか起こり得ない絶対的事故である。
埋葬料は、被保険者に生計を依存していた者で、実際に埋葬を行なった人に支給される性質の給付である。
そのため給付制限とは扱わず、埋葬料は支給される。
ここ。
何周もしてると、
「あー、×ね」
で終わる。
解説もつい読み飛ばす。
だから、
1 問題文を見る
2 ×と反射せず、まず「支給される」を出す
3 問題文と照合
4 違う → ×
紙なら、
・自己の故意の犯罪行為
・故意の事故
・絶対的事故
・実際に埋葬を行なった人に支給される性質
ここをマルで囲う。
次からは、
マルで囲ったキーワード+「支給される」
をセットで思い出して、
解説と照合する。
これだけで、
・解説をしっかり確認する
・数字が定着する
・選択式耐性が上がる
時間はほぼ増えない。
でも、
効果は大きく上がる。
そして、
習熟するにつれて負荷も高くなっていく。
慣れやマンネリで
負荷が落ちていく。
それを防ぐことができる。
一問一答は、
キーワードを引き出す訓練。
それを検品していくもの。