最近は、AIを使えば画像も文章も、あっという間に形にできる時代になりました。
チラシも、テンプレートやAIツールを使えば、以前よりずっと手軽に作れるようになっています。
SNS広告や講座の案内でも、AIで作成された告知やチラシ画像を多く目にするようになってきました。
「もうデザイナーに頼まなくてもいいのでは?」
「自分で作った方が早いかも」
「AIでそれっぽく作れそう」
そう感じる方も、きっと増えていると思います。
私自身も、AIの進化には日々驚かされています。
アイデアを出したり、文章のたたき台を作ったり、デザインの雰囲気を試したりするには、とても心強い存在です。
でも、実際にチラシ制作のご相談を受ける中で感じるのは、
本当に難しいのは“きれいに作る”前にあるということです。
▲こんなおまとめ図解もAIでポン出し可能!
■チラシ制作で難しいのは、デザインそのものだけではない
チラシを作るとき、多くの方が最初につまずくのは、
「見た目をどうするか」よりも前の段階です。
たとえば、
「何を一番伝えればいいのかわからない」
「載せたい情報が多すぎて整理できない」
「お客様目線で見たときに、どこがわかりにくいのか判断できない」
「申込みにつなげるには、どんな順番で見せればいいのかわからない」
こうしたお悩みは、とても多いです。
チラシは、ただ情報を並べれば伝わるものではありません。
デザインをきれいに整えるだけでも、反応につながるとは限りません。
大切なのは、
誰に、何を、どの順番で伝えるか。
そして、見た人が迷わず
「気になる」
「詳しく見たい」
「申し込んでみよう」
と思える流れを作ることです。
■たとえば、こんなことが起こりがちです
講座やイベントのチラシを作るとき、
「先生の想いも載せたい」
「講座内容も詳しく伝えたい」
「参加するメリットも書きたい」
「日時・場所・料金・持ち物も必要」
「主催者情報や実績も入れたい」
「申込み方法もわかりやすくしたい」
このように、載せたい情報はたくさんあります。
もちろん、どれも大切な情報です。
でも、全部を同じ大きさ・同じ強さで載せてしまうと、
読み手には
“結局、何が一番大事なのか”
が伝わりにくくなってしまいます。
作り手側にとっては全部大切。
でも、読み手が最初に知りたいことは限られています。
だからこそ、チラシでは
情報の優先順位をつけること
がとても大切です。
■AIが得意なこと、人が関わる価値
AIは、とても便利です。
文章の案を出したり、デザインの方向性を試したり、
短時間でたくさんのアイデアを出すことができます。
これは本当に大きな強みです。
一方で、チラシ制作では
「何を作るか」より前に、
何を伝えるべきかを決めること
が必要になります。
たとえば、
このチラシは誰に届けたいのか。
その人は、どんなことで困っているのか。
どんな言葉なら興味を持ってもらえるのか。
どの情報を大きく見せるべきか。
どの情報は補足でよいのか。
最後にどんな行動をしてほしいのか。
こうした判断は、
依頼者さんの想いや背景を聞きながら、
読み手の立場に立って整理していく必要があります。
AIは中央値を図り、形にするのが得意。
過去のデータを抽出することはできますが、
未来を描くのは、人間だからこそできること。
まだ言葉になっていない想いや、
頭の中で散らばっている情報をくみ取り、
「読み手に伝わる順番」に整えることは、
人が関わるからこそできる部分だと感じています。
■私がチラシ制作で大切にしていること
私がチラシ制作で大切にしているのは、
いきなりデザインを作り始めることではありません。
まずは、内容を整理することから始めます。
「誰に届けたいチラシなのか」
「その方に何を一番伝えたいのか」
「見た人にどんな行動をしてほしいのか」
「不安になりそうな点はどこか」
「どの情報を目立たせるべきか」
こうしたことを確認しながら、
伝えたい内容を、読み手に伝わる形へ整えていきます。
デザインは、ただ飾るためのものではなく、
伝えたいことを、迷わず届けるためのもの
だと考えています。
だからこそ、見た目のきれいさだけでなく、
情報の順番、余白、文字の強弱、写真の使い方、申込み導線まで意識して制作しています。
■きれいなチラシより、“伝わるチラシ”へ
もちろん、見た目の印象は大切です。
でも、チラシの目的は
「おしゃれに見せること」だけではありません。
見た人に内容が伝わり、
興味を持ってもらい、
必要な行動につなげること。
そのためには、
ただきれいに整えるだけではなく、
読み手が迷わない流れを作ることが必要です。
たとえば、
最初に何を見せるのか。
次にどんな情報を伝えるのか。
不安を解消する情報はどこに置くのか。
申込み方法はすぐにわかるか。
QRコードや問い合わせ先は見つけやすいか。
こうした小さな設計の積み重ねが、
“伝わるチラシ”につながっていきます。
「うまく説明できない」状態でも大丈夫です
チラシ制作を依頼するとき、
最初から内容が完璧にまとまっていなくても大丈夫です。
むしろ、
「何を載せたらいいかわからない」
「情報がまとまらない」
「初めて依頼するので不安」
「言いたいことはあるけれど、うまく言葉にできない」
そんな状態からご相談いただくことも多いです。
私は、その整理から一緒にお手伝いしたいと思っています。
依頼者さんの中にある想いや目的をくみ取りながら、
読み手に伝わる形に整えていく。
それが、AI時代でも人にチラシ制作を頼む価値のひとつだと感じています。
■まとめ
AIで簡単に形が作れる時代になったからこそ、
これからのチラシ制作で大切なのは、
ただ見た目を整えることだけではないと思っています。
大切なのは、
誰に届けるのか。
何を一番伝えるのか。
どんな行動につなげたいのか。
この部分を整理したうえで、
読み手に伝わる流れを作ること。
AIはとても便利な道具です。
でも、想いや情報をくみ取り、
読み手目線で整理し、
行動につながる形へ整えることは、
人が関わるからこそできる部分もあります。
これからも私は、
ただきれいなチラシを作るのではなく、
伝えたい想いが、必要な人に届くチラシ
を大切に制作していきたいと思っています。
A4チラシ制作のご相談を承っています。
子ども向けイベント、講座、セミナー、地域活動、個人事業主さまのサービス案内など、
「情報を整理して、わかりやすく伝えたい」方に向けて制作しています。
初めての方にも安心してご依頼いただけるよう、
内容整理から丁寧にサポートいたします。
「何を載せたらいいかわからない」
「情報がまとまらない」
そんな段階でも大丈夫です。
伝えたい内容を一緒に整理しながら、
読み手に届くチラシへ整えていきます。
お気軽にご相談ください!