【60代からの“幸齢力”】第8回:「『持つ』より『なる』を選ぶ生き方」 ― 主体性を発揮する

【60代からの“幸齢力”】第8回:「『持つ』より『なる』を選ぶ生き方」 ― 主体性を発揮する

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学び

7つの習慣に学ぶ、幸せなセカンドライフのヒント

還暦を過ぎると、「何を持っているか」よりも「どんな人として生きるか」が、人生の満足度を大きく左右するようになります。
物や肩書きよりも、心の在り方や人間性が日々の豊かさを決めていく——そんな実感が深まる年代です。

その視点に気づくきっかけとして役立つのが、『持つ』か『なる』かという考え方です。

■『持つ』ことに集中する生き方(=関心の輪)

「〜さえあれば」「〜を持っていれば」という発想は、外側の条件に人生の鍵を預ける生き方です。

 ●家さえあれば幸せになれる

 ●もっと理解ある上司を持っていれば状況は良くなるのに

 ●子どもがもっと素直なら悩まないのに

これらはすべて、自分では変えられない外部要因への依存です。
セカンドライフでこのパターンが続くと、満足感よりも不満が増えてしまいます。

■『なる』ことに集中する生き方(=影響の輪)

一方で、『なる』ことに意識を向ける人は、自分の成長に基準を置きます。

 ●もっと穏やかになる

 ●もっと理解のある人になる

 ●もっと賢く、優しくなる

これは、外側の条件ではなく 自分の人格と態度に主導権を取り戻す生き方。
影響の輪=自分で選択できる領域にエネルギーを使うため、心が軽くなり、関係性も穏やかに変わっていきます。

■アウトサイド・インからインサイド・アウトへ

「状況が変われば、自分も変われるのに…」という考え方をアウトサイド・インと呼びます。
これは、自分の人生を外側の出来事に支配させる姿勢です。

主体的な生き方はその逆、インサイド・アウト(内から外へ)。
まず自分の内面——人格・態度・考え方を整えることで、外の状況に良い影響を広げていくという視点です。

還暦以降は、このインサイド・アウトの生き方が特に力を発揮します。
周囲を変えるよりも、自分の在り方を磨くほうが、人生に確実な変化をもたらすからです。

■今回のひとこと

「何を持つか」で人生は決まらない。
「どんな自分になるか」に意識を向けたとき、
人生は穏やかに、そして力強く開いていく。

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