【60代からの“幸齢力”】第12回:「個人的なミッション・ステートメントを書く」― 目的を持って始める

【60代からの“幸齢力”】第12回:「個人的なミッション・ステートメントを書く」― 目的を持って始める

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学び

7つの習慣に学ぶ、幸せなセカンドライフのヒント

還暦を過ぎ、これからの人生をどう生きるかを考えるとき、
「自分は何のためにここにいるのだろう」
そんな問いが、ふと心に浮かぶことがあります。

第2の習慣「目的を持って始める」を、実生活に落とし込むための具体的な実践が、個人的なミッション・ステートメントを書くことです。

■ミッションは「作る」のではなく、「見つける」もの

人生のミッション(使命)は、ゼロからひねり出すものではありません。
それは、すでにあなたの内側にあるものを、静かに見つめ、言葉にしていく作業です。

これまでの人生で経験してきたこと、大切にしてきた価値観、心が自然と動いた瞬間。

それらを丁寧に振り返ることで、「自分らしい使命の輪郭」が、少しずつ見えてきます。
あなたの人生は唯一無二であり、あなたにしか果たせない役割と機会が、必ずあります。

■自分の人生の「憲法」を持つ

主体的に生きるとは、「人生でどうありたいか(人格)」と「何に貢献したいか(行動)」を、自分で決めることです。
その決意を、短い言葉でも構いませんので文書にしたものが、個人的なミッション・ステートメントです。

それは、迷ったときに立ち返る場所であり、選択に迷ったときの判断基準であり、人生を導く「個人的な憲法」となります。

■役割と目標を意識するということ

私たちは皆、さまざまな役割を持って生きています。

 ・配偶者として
 ・親として
 ・友人として
 ・仕事人として
 ・地域や社会の一員として

これらはすべて、人生の大切な領域です。

セカンドライフにおいて注意したいのは、一つの役割に偏りすぎてしまうことです。
仕事、趣味、家族、健康——どれか一つに集中しすぎると、他が静かに崩れていきます。

■ミッション・ステートメントがもたらす「バランス」

ミッション・ステートメントに、自分が担っている役割の視点を取り入れることで、人生全体にバランスと調和が生まれます。

それぞれの役割について、「自分はどんな存在でありたいか」「どんな貢献をしたいか」を定期的に見直すことで、特定の役割に偏ることを防ぎ、生活の質が高まります。

■書き始めるための小さな一歩

ミッション・ステートメントは、最初から完成形を目指す必要はありません。

まずは…
●自分が担っている大切な役割を書き出す
●それぞれの役割で、どんな自分でありたいかを考える

そこから始めるだけで十分です。
言葉は、人生とともに育っていくものだからです。

■今回のひとこと

人生の使命は、外に探しに行くものではない。
これまでの歩みの中に、すでに息づいている。
それを言葉にしたとき、セカンドライフは静かに輪郭を持ち始める。

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