【60代からの“幸齢力”】第15回:「『ノー』と言える喜び ― 本当に大切な時間の守り方」― 重要事項を優先する

【60代からの“幸齢力”】第15回:「『ノー』と言える喜び ― 本当に大切な時間の守り方」― 重要事項を優先する

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学び

7つの習慣から学ぶ、幸せなセカンドライフのヒント

60代を迎え、あらためて感じるのは、
「時間には限りがある」という、とてもシンプルな事実ではないでしょうか。

若い頃のように、
「あとでやればいい」「いつか時間ができたら」
そんな先送りが、だんだん通用しなくなってきます。

だからこそ、セカンドライフでは
“何をやるか”以上に、“何をやめるか”が大切になります。

前回学んだ、人生の質を高める「第二領域(緊急ではないが重要なこと)」。
健康づくり、大切な人との時間、学び直し、自分の夢への挑戦。
どれも「いつかやりたい」と思いながら、つい後回しにしてしまいがちなことばかりです。

では、その時間はどこから生み出せばよいのでしょうか。
答えはシンプルです。

重要ではない時間を、思い切って手放すこと。

つまり、
「第三領域(緊急だが重要でないこと)」や
「第四領域(重要でも緊急でもないこと)」
に使っている時間を減らすしかありません。

■ 「イエス」のために「ノー」と言う勇気

第一領域のトラブルや、突然の頼まれごとは、向こうからやってきます。
私たちの都合などお構いなしに、時間を奪っていきます。

一方、第二領域の活動は、自分から動かなければ始まりません。

だからこそ必要なのが、「ノー」と言う勇気です。

・なんとなく参加している集まり
・すぐに対応しなくてもいい連絡
・気乗りしない頼まれごと
・ただ時間を消費するだけの習慣

こうした「なんとなくのイエス」が、
実は人生でいちばん大切な時間を静かに奪っています。

本当に大切なことに「イエス」と言うためには、
それ以外に、きっぱり「ノー」と言わなければなりません。

■ 自分の中に「大きなイエス」を持つ

とはいえ、断るのは勇気がいります。
特に日本人は、つい人に合わせてしまいます。

では、どうすれば気持ちよく「ノー」と言えるのでしょうか。

その鍵が、
自分の中の「大きなイエス」=ミッションや価値観です。

「これからの人生で、何を一番大切にしたいのか」
「どんな時間の使い方をしたいのか」

この軸がはっきりしていれば、

「すみません、今はこれに集中したいので」

と、自然に断ることができます。

それは冷たさではなく、
自分の人生に誠実であるということなのです。

■ 今日のひとこと

残りの時間を、誰のために、何のために使うのか。
本当に大切なことに「イエス」と言うために、
それ以外には、やさしく、そして勇気を持って「ノー」を。

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