【60代からの“幸齢力”】第7回:「すべての問題は影響の輪から動き始める」 ― 主体性を発揮する

【60代からの“幸齢力”】第7回:「すべての問題は影響の輪から動き始める」 ― 主体性を発揮する

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学び

7つの習慣に学ぶ、幸せなセカンドライフのヒント

還暦を過ぎ、これからの暮らしをどう豊かにしていくかを考えると、
「問題との向き合い方」は避けて通れないテーマです。
セカンドライフでは、若い頃とはまた違う種類の課題が顔を出します。
健康のこと、家族のこと、仕事や地域との関わり方、お金や将来への不安……。
しかし、どんな問題でも“どう向き合うか”を選ぶことは、今の私たちにも確実にできます。
そう思えるかどうかで、人生の見え方が大きく変わるのです。

■問題には3つの種類がある

私たちが直面する問題は、そのコントロールの度合いで3つに分類できます。

1.直接コントロールできる問題
 自分の行動を変えることで解決できること。
 例:健康管理、学び直し、時間の使い方

2.間接的に影響できる問題
 他人の行動が関係するが、自分の関わり方・伝え方で変化を起こせること。
 例:家族とのコミュニケーション、職場や地域の人間関係

3.まったくコントロールできない問題
 自分ではどうにもできない事柄。
 例:過去の失敗、天候、社会情勢、他人の価値観

■すべての問題の突破口は「自分の選択」にある

一見すると問題を3種類に分けると、「対処法もそれぞれ違うのでは?」と思いがちです。

しかし、セカンドライフをよりよく生きるための視点から見ると、どの問題にも共通する“入口”があります。

それは 「自分の影響の輪の中から取り組む」 ということ。

●直接コントロールできる問題
 ⇒ 生活習慣を整える、行動の仕方を変えるなど、“自分の行動”という最も確かな部分から変えられます。

●間接的に影響できる問題
 ⇒ 相手を変えるのではなく、「影響の与え方」を工夫する。話し方、距離感、伝え方を変えることで関係性は動き始めます。

●全くコントロールできない問題
 ⇒ 自分の“態度”を変えることで心が軽くなる。受け入れがたいことに対しても、穏やかに受け止める力が育ちます。

どの種類の問題であれ、スタート地点は「自分にできる選択」に戻ること。

この視点を持つと、“歳を重ねても、人生は自分の手で動かせる”という安心感が大きく育っていきます。

■主体性の本当の意味

主体性とは、わがままに振る舞ったり、強引に主張することではありません。

むしろその逆で、「状況を理解し、価値観に基づいて、賢く行動を選ぶ力」 のことです。

●自分が大切にしたい価値観で行動する
●現実を偏りなく受け止める
●周囲の人への思いやりも忘れない

これらのバランスが取れている人は、
人生の後半戦でも落ち着きと深みを持って日々を選び取っていくことができます。

■今回のひとこと

変えられないものを嘆くより、
変えられる一歩を静かに選ぶ。
その積み重ねが、その後の人生を大きく変える。

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