【60代からの“幸齢力”】第5回:「言葉が未来をつくる」 ― 主体性を発揮する

【60代からの“幸齢力”】第5回:「言葉が未来をつくる」 ― 主体性を発揮する

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学び

7つの習慣に学ぶ、幸せなセカンドライフのヒント


還暦を過ぎると、人生の経験から多くのことを学び、言葉や態度にも深みが増してきます。
その一方で、無意識に使う言葉が、人生の方向性を決めてしまうこともあります。

今回注目するのは、「言葉が自己達成予言になる」という考え方です。
私たちの言葉や態度は、世界をどう捉えているかというパラダイム(ものの見方・考え方)から生まれます。
日常で口にする言葉を聞けば、その人がどれだけ自分の人生の主導権を握っているかが分かるのです。

■ 反応的な言葉の正体


「反応的な人」の言葉には、自分の責任を否定し、外的要因に人生を委ねるパラダイムが隠れています。

「僕はそういう人間だから、変えられない」
 → 生まれつきの性質に縛られ、自分には変える力がないと思い込む。

「あいつは本当に頭にくる」
 → 感情が他人に支配されている。自分でコントロールできない。

「時間がないからできない」
 → 時間という外的制約に自分を委ねている。

こうした反応的な言葉は、すべて「自分の責任ではない」「自分の反応は選べない」という考え方から出てきます。
その結果、精神は常に責任を自分以外に転嫁してしまいます。

■ 言葉が現実をつくるメカニズム


この反応的な言葉は、心理学でいう自己達成予言になります。

「変えられない」「仕方がない」と繰り返すことで、その考え方は強化され、やがて現実にも影響を及ぼします。

●自分でその証拠を作り出す

●被害者意識が深まる

●人生を自分でコントロールできなくなる

●自分の未来を自らつくり出す力を失う

結果として、自分の状況をすべて外部のせいにしてしまい、望まない現実を自ら実現してしまうのです。

■ 今回のひとこと

言葉は心のレンズ。
何気なく口にする言葉が、自分の未来を形づくる。

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