自己管理の原則:知的創造から「実行」へ
これまで、私たちは「7つの習慣」の最初の2つの習慣で、「あなたは創造主である」という原則を学んできました。
●第1の習慣:主体性を発揮する
⇒ あなたは自分で考え、自分で決めることができる。周囲の環境に振り回されず、自ら行動を選択します。
●第2の習慣:目的を持って始める
⇒ 知的創造を行い、自分の価値観と将来あるべき姿(ビジョン)を心に深く刻み込みました。
そして、いよいよ第3の習慣は、この知的創造を現実のものにする「第二の創造」、つまり「物的創造」を行う段階です。頭の中で描いたビジョンや目的を、具体的な行動として具現化していくことです。
これを実現するためには、効果的な「自己管理(マネージメント)」が不可欠となります。やるべきことを細かく分け、分析し、優先順位をつけ、時間をどう配分するか、どんな手法で実行するかを具体的に決めるという、質の高い実行活動が必要になります。
鍵は「自由意志」と「実行力」
効果的な自己管理を可能にする、私たちの持つ素晴らしい力こそが「自由意志」です。これは、単に意思決定をする力だけでなく、「その決定に沿って、最後まで行動し続ける力」を意味します。
周りの状況や感情に流されることなく、自らが描いたビジョンを実行に移す、主体的で強力な実行能力のことなのです。
成功者に共通する「実行」の習慣
世界的な成功を収めた人たちには、ある共通する要素があります。
「成功者たちの共通点は、成功していない人たちが嫌がることを実行に移す習慣を身につけているということである。彼らにしてみても、必ずしも好きでそれを行っているわけではないが、自らの嫌だという感情をその目的意識の強さに服従させているのだ。」
彼らにとって、何よりも大切だったのは、「重要事項を優先する」という習慣です。感情や一時的な気分に流されず、「これをやるべきだ」という目的に基づいて行動を選択し続ける。この選択こそが、「自由意志」の力そのものなのです。