ちょっと息抜きに、「PM試験の世界観」について書いてみます。
あくまで個人的なイメージとして、高度情報処理技術者試験にも、試験問題を作成するときの前提条件になっていそうな、いわば試験の世界観のようなものが、何となくあるように思っています。
このイメージが何となく掴めると、午後試験で、出題者が想定している解答と全く違うことを書いてしまう事態を避けやすくなる、ような気がします。
あくまで個人のイメージですので、全く共感できないという方は、お気になさらないでください。
1.組織・システム・プロジェクトの規模が大きい
高度試験のPM像は、従業員が数万人はいるような、官公庁や大企業のようなところで、後述のようにある程度優秀な人達と協力して働いている、サラリーマンのような人をイメージすると、しっくりくる問題が多いです。
組織・システム・プロジェクトの規模が大きいほど、PMの仕事の重要性が認められやすくなるので、それはそうだろうなと思います。
近年はアジャイル開発の問題も出題されているとはいえ、なんだかんだ「大きな組織の、大きなシステムの、ウォーターフォール型のプロジェクト」のような事例が、午後Ⅰ試験の問題文に多く、午後Ⅱ試験のネタとして取り上げやすいことが多いです。
2.「ルール」がとても重要
当たり前ですが、大きな仕事を動かすには、絶対にルールが必要です。
PMも、基本的に自分が所属する企業などが定める様々なルールに従って動いています。
業務分掌もルールの一つと言えます。
PM試験の中のPMは、組織の中である程度定められた仕事・役割・責任(IPAのシラバスや試験要綱に書かれているようなこと)を全うしており、他の試験区分のスペシャリストが行うような仕事・役割・責任を担うことは、まずありません。(知識領域は他の試験区分と重複するところもあるのですが、それはそれです。)
また、プロジェクトにおいて、色々なルールを決めてプロジェクトを動かして行くのも、PMの仕事ですね。
3.周りの人も優秀
試験問題の中では、極端な問題社員は登場せず、極端な問題は起こりません。
例えば、新人教育の期間が必要だったり、チームメンバーが適切に進捗報告を行わなかったことによってスケジュールが遅延している状況が発覚するタイミングが少し遅くなったり、キーマンであるA課長とB課長の意見が合わなかったり、といったことはあります。
ただ、どんな状況でも、基本的にはインテリジェンスをもって解決が図られ、小さな問題をリカバリしつつ、大きな問題は残さずに、なんとかかんとかプロジェクトが完了します。
間違っても、パワハラ上司は登場しませんし、大事故も起こりません。(TOEICの世界みたいだな~と思います。)
また、午後Ⅱ試験の対策として「同じ企業に在籍している他の試験区分のスペシャリスト(ステークホルダ)の知見を借りた」といったモジュールを準備しておくと便利です。
・・・大体こんな感じですね。
また何か思いついたら書こうと思います。