🌷 助けてと言えず、頼った先は岩🌷
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助けてほしいのに。
助けてほしい、と言えないことがある。
大丈夫なふりをして、
笑って、
いつも通りに過ごしているけれど。
本当は、
もう抱えきれなくなっているんだ。
あの日、私は悩みを抱えたままで
温泉へ行くことになった。
何をしていても、頭から離れない。
考えて、
考えて、
考えて。
この気持ちをどうすればいいのか
わからないまま、
気づけばくたくた。
それでも、一緒に温泉に来た
仲間に気を遣ってる。
旅館先の露天風呂には、
運よく誰もいなかった。
大きな露天風呂を、奥の方へ進んでいく。
急に誰か来ても
すぐには、私のことがわからないように。
端っこまで行くと、
大きな岩で造園されているのが見えた。
もう、岩に話しかけるしかない!
助けて~。
もうわからないよ。
苦しいよ~。
どうしたらいいんだよ~。
教えてよ~~~。
その時は、本当に必死だった。
そして、ぽろぽろと涙がこぼれてきた。
ああ、誰も露天風呂に
入ってこなくてよかった~。
岩さん、きいてくれてありがとう。
正しい答えがほしいんじゃない。
ただ、
苦しくて、
受け止めてほしかったんだ。
泣きたくなるほど頑張ってきた。
泣かずに頑張ってきた。
もう、心は、ボロボロだよ。
あの頃の私は、
泣いてしまうほどの思いを
人に言ってはいけないと思ってた。
人に迷惑がかかると思っていたから。
だから、苦しいとか、
本当の気持ちが言えなかったんだ。
ひとりで、ぜ~んぶ、
抱えようとしていたんだよね。
今でも温泉へ行くと、
ふとあの日を思い出す。
岩は何も答えてくれなかったけれど。
いやいや、
何か答えてくれていたよ、絶対に。
だって、私、泣けたもん。
岩の声を日本語に翻訳するには
10年早かっただけ。
あの日の私は、
やっと、自分の本音を
自分で聞くことにしたんだね。
岩さんだけは、
とっくに知っていたのかもしれない。
露天風呂も。
だって、準備万端だったもの。。。
🌟いつも読んでくれて、ありがとうございます🌟
🌷こころから、感謝しています🌷