🐦🔥平気なふりが、上手になった🐦🔥
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コラム
🪴「なんで、わたしじゃないの?」
「なんで、わたしじゃないの?」
そんな気持ちを、
心の奥に、ずっと隠していた人がいる。
きょうだいの前では笑って、
空気を読んで、
「いい子」でいようとして。
寂しいなんて
口にしてはいけない気がしていた。
だって、
お母さんは、
お父さんのこと
家のこと
弟のこと
で、忙しいんだ。
だから、
自分の寂しさは、
ちゃんと奥へしまっておいた。
泣かないように。
困らせないように。
お母さんに褒めてもらいたくて
たくさん頑張った。
そんなことを積み重ねて
静かに我慢することを覚えていった。
ほんとうは、
ぎゅっと抱きしめてほしかった日も。
「ちゃんと見てるよ」
って言ってほしかった夜も。
たくさん、たくさん、あったのに。
🪴平気なふりが、上手になった
いつしか、
そんな気持ちを感じる前に、
「平気なふり」が上手になってしまった。
大人になってからも、
なぜか人に甘えられなかったり。
「これくらい我慢しなきゃ」
が普通になっていた。
だって、
「我慢が美徳」って
教えられたんだ。
愛されたいのに、
愛を受け取る瞬間は
すこし怖くなる。
尻込みしてしまう。
そんな風になっちゃった。
身体にも、心にも、
小さい頃の気持ちを
静かに抱えたままで
生きている。
🪴これからは、自分で自分に
だからこれからは、
ずっと頑張ってきたその心に、
そっと毛布をかけるみたいに、
優しくしてあげることにしたんだ。
もう、お母さんが
毛布をかけてくれることはない。
だから、
目に涙を浮かべながらでも、
自分で自分に毛布を掛けてあげようと、
心に誓ったんだ。
自分のために。
子供の頃から
誰にも言えなかった寂しさ。
そして苦しみ。
大人になったから
わかるよ。
弟と比べても、
何かと比べても
そうじゃないんだ、って。
ただ、
「わたしは愛されたかった」
それだけだったんだよね。
私を見てほしかった。
大事にしてほしかった。
そんなふうに、
愛を感じたかったんだ。
その気持ちは、
わがままなんかじゃなくて。
とても自然で、
とても小さくて、
とても大切な心の声。
今まで、
ひとりで抱えて生き抜いてきたこと。
ちゃんと、
えらかったと思う。
大人になったから、
わかるよ。
私が求めていた愛の示し方以外に
たくさん
愛をもらっていたこと。
でもね、でもね。
まだ、心の中で
行ったり来たりする。
今日は少しだけ、
強ぶるのをやめてみよう。
優等生も、
手放してみよう。
ただただ
自分の心に寄り添う。
そんな夜があってもいいね。
あなたの心が、
あなた自身の優しさで、
静かにほどけていきますように。