事業者の中には、Webやサーバーのことがよく分からないまま、外注デザイナーに任せてWordPressサイトを運用している方が多くいます。
しかし、「更新されていないWordPress」や「古いPHPバージョン」は、ある日突然サイトが表示されなくなる原因になります。
実例
5〜6年前に外注デザイナーが構築したWordPressサイト。
サーバー設定も当時のまま放置されており、環境は次の状態でした。
・PHP:7.4(2022年11月28日でセキュリティサポート終了済み)
・WordPress:5.9(2年以上前のバージョン)
このため、トップページで使用されていた Elementor が動作しなくなり、さらに「新着一覧」や「SNSボタン」を表示していたプラグインでもPHPエラーが発生。
サイト全体の表示が崩れ、「ホームページが壊れた」とクライアントが気づくに至りました。
クライアントの状況
サイトやドメインの仕組みがわからないので、
・どこを見ればいいのか
・誰に頼めばよいのか
・どのくらいの費用がかかるのか
まったく分からず、途方に暮れていたとのこと。
そこで、長年WordPressトラブルに対応している私にご相談をいただきました。
調査・対処の流れ
原因は「サーバーとWPのバージョン未更新による非互換エラー」。
PHPとWordPressを最新化して検証した結果、以下の対応を行いました。
・PHP/WordPress/プラグインのアップデート
・非対応プラグインの削除/代替導入
・Google reCAPTCHA設定によるスパム防止強化
専門家からのアドバイス
WordPressは「構築して終わり」ではなく、運用・保守が欠かせないCMSです。
特にPHP7系のようにサポートが切れた環境では、以下のリスクが高まります。
・サイトが突然真っ白になる(PHPエラー)
・プラグインの非互換
・セキュリティ脆弱性の放置
・メール送信不具合
更新を怠ると、今回のように“サイトが動かない”という事態に直結します。
まとめ
「今は見えているから大丈夫」と思っていても、古い環境ではいつ動かなくなるか分かりません。
WordPressやサーバーの管理が苦手な方こそ、信頼できる技術者に定期点検を依頼することが安心への第一歩です。
サイト運営でよくある不具合やトラブルに日々対応している私にご相談いただければ、状況を丁寧に確認し、再発防止を見据えた最適な対応をご提案いたします。