【介護BCPは“作っただけ”で大丈夫ですか?】
記事
コラム
2024年から義務化された介護BCP。
しかし現在、
「策定はした」
「ファイルはある」
「ひな形は埋めた」
それでも、
“現場で本当に動けるのか?”
という問題が残っています。
実際、私が防災・BCP支援や研究を進める中で感じているのは、
多くの介護BCPが、
「書類は存在するが、
現場運用と連動していない」
という問題です。
さらに残念ながら、
外部への丸投げや、
代書型の策定によって、
“法律・制度との整合性が弱いBCP”
になっているケースも見られます。
「BCPはガイドラインだから、そこまで厳しくないのでは?」
と思われる方もいるかもしれません。
しかし実際には、
介護BCPの前提には、
・災害対策基本法
・介護保険法
・消防法
・労働安全衛生
・感染症対策
・安全配慮義務
など、
様々な制度や責任があります。
つまり、ガイドラインよりもまず「順守する法律が」ある
ということです
“BCPの書類だけ存在していても、現場で動けなければ意味がない”
ということです。
特に介護現場では、
・夜勤
・人員不足
・停電
・感染症
・通信障害
・家族対応
・食事・入浴停止判断
など、
「実際の運用」
が重要になります。
だからこそ私は、
“書類だけで終わらないBCP”
を重視しています。
現在は香川大学大学院
「災害・危機対応マネージャー課程」で危機管理を学びながら、
ISO31000リスクマネジメント、
ISO9001内部監査、
防災士、
消防団活動などの視点から、
“動ける危機管理”
を研究しています。
介護BCPは、
作ることがゴールではありません。
訓練し、
改善し、
更新し続けること。
そこに本当の意味があります。
もし、
「このBCPで本当に大丈夫だろうか?」
そんな不安がある場合は、
一度“動く視点”で見直してみることをおすすめします。
残念ながら、法律の専門家の策定でも見落としているBCPが多く散見されます。大手病院でもあります。
BCPのPDCAで最も重視されるのが、改善点を察知できない。改善点無しこれが最も減点であるということをおさえましょう。