こんにちは。
介護福祉士として18年、特別養護老人ホームや老人保健施設で勤務し、生活相談員として入所相談や家族相談にも携わってきました。
介護施設選びは、多くのご家族にとって初めての経験です。
そのため、
「何を基準に選べばいいかわからない」
「パンフレットを見ても違いがよくわからない」
「見学に行ったけど、何を確認すればいいかわからなかった」
と悩むのは当然のことです。
実際に現場で多くのご家族を見てきた中で、入所後に
「こんなはずじゃなかった…」
と後悔しやすいご家族には共通点がありました。
今回は、その中でも特に多かった3つの特徴をご紹介します。
① 雰囲気だけで決めてしまう
施設見学に行くと、
・職員が優しそうだった
・建物がきれいだった
・利用者さんが穏やかに過ごしていた
といった印象を受けます。
もちろん大切なポイントです。
しかし、それだけで決めてしまうのは少し危険です。
見学は日中の比較的落ち着いた時間帯に行われることがほとんどです。
本当に確認したいのは、
・夜間の職員体制
・緊急時の対応
・情報共有の仕組み
などです。
施設選びは「雰囲気」だけでなく、「仕組み」も確認することが大切です。
💡相談員メモ
見学時には
「夜間は何人の職員で対応していますか?」
と聞いてみてください。
施設の現実的な体制が見えてきます。
② 費用だけで決めてしまう
「少しでも安い施設がいい」
そう考えるご家族は少なくありません。
しかし、実際には月額料金以外にも、
・医療費
・薬代
・理美容代
・オムツ代
・受診時の交通費
などが発生する場合があります。
料金表だけを見て判断すると、
「思ったより費用がかかる」
ということもあります。
契約前に何が別料金になるのか確認しておくことが大切です。
💡相談員メモ
施設へ
「要介護3の方だと、毎月どのくらいの費用になりますか?」
と聞くと、より現実的な金額が見えてきます。
③ 何を質問していいかわからないまま見学する
これは本当に多いです。
せっかく見学に行ったのに、
「何を聞けばいいかわからなかった」
というご家族は少なくありません。
例えば、
・夜間は何人の職員で対応していますか?
・医療対応はどこまで可能ですか?
・認知症による不安や落ち着かない様子にはどう対応していますか?
・緊急搬送時の流れはどうなっていますか?
こうした内容は確認しておきたいポイントです。
事前に質問を整理しておくだけでも、見学の質は大きく変わります。
💡相談員メモ
見学前に
「絶対に聞きたいことを3つだけ決める」
だけでも、後悔する可能性を減らせます。
最後に
介護施設選びに100点満点の正解はありません。
大切なのは、
「ご本人とご家族に合った施設を選ぶこと」
です。
私は介護福祉士として18年、生活相談員として入所相談や家族相談にも携わってきました。
もし今、
・特養と老健の違いがわからない
・施設見学で何を確認すればいいかわからない
・退院後の施設選びで迷っている
という方は、お気軽にご相談ください。
施設を勧めるのではなく、ご本人とご家族に合った選択ができるよう、一緒に整理するお手伝いをしています。
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