【平和は、次の世代へ手渡していくもの】
私たちは、何のために生きているのでしょうか。
その答えの一つは、受け取った命を次の世代へつないでいくためではないかと、私は考えています。
ただし、つないでいくものは命だけではありません。
どのように生きるのか。
何を食べるのか。
物事をどう考えるのか。
どのような伝統や文化を大切にするのか。
私たちは、生きている間に受け取ったものへ自分なりの経験を加え、それを次の世代へ手渡していく存在なのだと思います。
私たちの命には、いつか終わりが訪れます。
しかし、その人が大切にしてきたことや伝えてきたことまで、すべて消えてしまうわけではありません。
言葉や行動、生き方を通して誰かの心に残り、さらに別の誰かへ伝わっていきます。
人間はそのようにして歴史を積み上げ、社会や文化をつくってきました。
子どもがいるか、いないかは関係ありません。
今を生きているすべての人が、次の世代へ何かを渡しています。
あなたは、次の世代へ何を渡したいですか。
どのような社会を残したいですか。
どのような日常を守りたいですか。
そして、どのような生き方や考え方を伝えたいでしょうか。
私は、平和もまた、意識して次の世代へつないでいかなければならないものだと思っています。
平和を、単なる「戦争と戦争の間の時間」にしてはなりません。
戦争が終われば、それだけで平和が永遠に続くわけではありません。
過去に何が起こったのかを学び、その悲劇を語り継ぎ、なぜ戦争が始まったのかを考え続ける必要があります。
戦争の無意味さだけでなく、その裏側で利益を得る人や仕組みが存在することにも目を向けなければなりません。
人を殺すこと。
人に殺させること。
どちらも、人間が決して当たり前にしてはならない行為です。
特に、権力を持つ人や権力に近づこうとする人が、安全な場所から戦争を賛美し、
他人に愛国心や犠牲を求め、戦場へ送り出すことほど卑劣なことはないと思います。
そして、その犠牲になるのは、いつの時代も普通に暮らしている国民です。
知らなかった。
関心がなかった。
自分には関係がないと思っていた。
その無知や無関心が利用され、人々が望んでいなかった方向へ社会が進んでしまったことを、過去の歴史は何度も教えています。
だからこそ、政治や社会の問題を誰か任せにするのではなく、自分の生活につながる問題として考える必要があります。
平和が失われたときに、「自分には責任がなかった」と言うことはできません。
政治への無関心もまた、次の世代へ平和を渡せなくなる原因の一つになり得るからです。
平和を守るために必要なのは、ただ「平和でありますように」と願うことだけではありません。
過去を知ること。
現在の社会を知ること。
自分の頭で考えること。
違う意見の人とも話すこと。
そして、おかしいと思ったことに対して声を上げること。
その一つひとつが、平和を次の世代へつないでいく行動になります。
8月は、戦争と平和について考える機会が多い時期です。
過去の悲劇を悲しむだけで終わらせず、「これから何を残すのか」まで考えてみてもよいのではないでしょうか。
平和とは、誰かに与えてもらうものではありません。
今を生きる私たちが学び、考え、行動しながら、次の世代へ手渡していくものです。
身体の不調や生きづらさについて考えるときも、その人の身体だけを見ていては、本質が見えないことがあります。
家族との関係、育ってきた環境、食生活、働き方、社会への不安、これからどのように生きたいのか。
さまざまなものが重なり合い、心や身体の状態として表れます。
あかつき道整骨院では、症状だけを追いかけるのではなく、その人の生き方や考え方も含めてお話を伺っています。
身体の不調だけでなく、家族や人間関係、生き方、これからの人生について整理したい方もご相談ください。
自分がどのように生き、何を次の世代へ手渡していくのか。
一緒に考える時間になればと思います。