「なぜ、同じ問題が繰り返されるのか――
『全ては自分が創った』という考え方」
「どうして誰も助けてくれないのだろう」
「なぜ、あの人は動いてくれないのだろう」
「自分は悪くない。あの人のせいでこうなった」
問題が起きたとき、私たちはその原因を自分以外の誰かに求めたくなることがあります。
実際に、相手の言動によって傷ついたり、自分ではどうすることもできない出来事に巻き込まれたりすることもあります。
ですから、何が起きても「自分が悪い」と責める必要はありません。
ここでお伝えしたいのは、自分を責めることではなく、
【自分に起きたことを、自分の問題として受け入れてみる】
ということです。
「全ては自分が創ったこと」
このように考えると、これまでとは違う角度から現実を見ることができます。
なぜ、この人との関係に苦しんでいるのか。
なぜ、言いたいことを言えないのか。
なぜ、いつも自分ばかり我慢してしまうのか。
なぜ、似たような問題を繰り返してしまうのか。
相手だけを変えようとしている間は、自分の中にある原因には気づけません。
「誰かが何とかしてくれる」
「相手が変われば問題は解決する」
そう思って待っていても、現実が変わらないことがあります。
しかし、その問題に自分も何らかの形で関わっていると考えることができれば、
「では、自分にできることは何だろう」
という問いが生まれます。
問題の原因が全て相手にあるなら、自分には何も変えられません。
けれども、自分の考え方や選択、我慢の仕方、人との関わり方が今の現実につながっているとすれば、
自分の手で変えられることが見つかります。
これは、自分に責任を押しつける考え方ではありません。
自分の人生を、もう一度自分の手に取り戻すための考え方です。
偶然に見える出来事であっても、
「なぜ、今の自分にこの問題が起きているのだろう」
「この現実は、自分に何を気づかせようとしているのだろう」
と考えてみると、これまで見えなかった原因が見えてくることがあります。
自分が避け続けてきたこと。
本当は言いたかったこと。
認めたくなかった感情。
誰かに分かってほしいと願いながら、自分自身が見ようとしてこなかった問題。
そこから目をそらし続けていると、相手や状況を変えながら、似たような問題が繰り返されることがあります。
反対に、
【全ては自分が創ったこと】
として目の前の現実を受け入れ、その原因を考えられるようになると、誰かを責め続ける必要が少しずつなくなります。
「自分は間違っていない」と主張することよりも、
「自分にも見直すところがあるのではないか」
と考えられるようになります。
この姿勢が、人を謙虚にするのだと思います。
問題を起こさないことが大切なのではありません。
問題が起きたときに、誰かのせいにするだけで終わらず、その出来事から自分自身を知ることが大切です。
しかし、自分一人で原因を考えていると、同じところを何度も巡ってしまうことがあります。
自分にとって都合の悪いことや、認めたくない感情ほど、自分では見つけにくいものだからです。
「なぜ同じ問題を繰り返すのか」
「どうして人間関係がうまくいかないのか」
「自分の本当の気持ちが分からない」
そのように感じている方は、一度お話を聞かせてください。
目の前で起きている問題を誰かのせいにするのではなく、自分を責めるのでもなく、その問題が起きた原因を一緒に整理していきます。
現実を変える第一歩は、自分に起きていることから目をそらさず、自分自身を知ることから始まります。