「夫婦とは、愛ではなく“向き合う覚悟”なのかもしれない」
「わたしは、たしかにあなたを失いました。
でも、最初からあなたがいなかったことに比べたら、わたしはずっと幸福です。」
これは、銀河英雄伝説に登場する
ヤン・ウェンリーの妻・フレデリカの言葉です。
この言葉を初めて知ったとき、
「男として生まれた以上、いつかこんな言葉を妻に言われたい」
そう思いました。
……お気づきの方もいるかもしれませんが、
私は昔から、わりと“病んでいます(笑)”。
精神療法の仕事を通して、
私はこれまで数え切れないほどの「夫婦」を見てきました。
夫婦には本当に、さまざまな形があります。
けれど、その関係性を見ていくと、
ある一点で大きな差が生まれていることに気づきます。
それは、
「コミュニケーションと信頼関係が、実際に成立しているかどうか」。
尊敬や憧れを感じる夫婦もいれば、
正直「?」が浮かんでしまう関係性もあります。
その両方が存在するからこそ、陰と陽が成り立っているのだと思います。
もちろん、夫婦であれば喧嘩もします。
意見がぶつかることもあるし、
素直な一言が言えない日もあるでしょう。
ただ、
私が「尊敬に値する」と感じる夫婦の悩みは、
どれも前向きな葛藤であることが多いのです。
一度結婚が破綻した経験を持つ私からすると、
その違いは、とてもはっきり見えます。
信頼関係を築けなかったこと。
それ自体が、離婚の大きな原因だったのだと思うからです。
私は以前から、
「愛は転写行為である」
とお伝えしています。
誰かを愛するというのは、
自分の無意識の転写が“ハマった相手”を
「愛している」と錯覚すること。
この錯覚によって惹かれ合い、
その結果の一つとして「夫婦」が成立します。
だからこそ、愛ほど信用ならないものはありません。
それでも人は、誰かの愛を求めてしまう。
現在の日本に存在する多くの夫婦関係は、
互いの転写行為を投影し合い、
そこに自己正当化や被害者意識、承認欲求が絡み合っています。
その根底にあるのが、アダルトチルドレンだと思います。
夫婦の問題が“まったくない”夫婦など存在しません。
大切なのは、
夫婦の間にある「闇」を、二人で一緒に見つめられるかどうか。
そこにこそ、
関係性を続けるか、終わらせるかを分ける分岐点があるのだと思います。
●夫婦関係でお悩みの方は
夫婦関係の悩みは、
「どちらが悪いか」を決めても解決しません。
✔ なぜ同じことでぶつかるのか
✔ なぜ分かり合えない感覚が消えないのか
✔ なぜ我慢ばかりしてしまうのか
それらには、必ず背景があります。
あかつき道整骨院では、
症状や問題を「性格」や「相性」のせいにせず、
無意識の構造・心身の反応から丁寧に読み解いていきます。
一人で抱え込まず、
「一度、整理してみたい」と思った方は
お気軽にご相談ください。