夜の叫び声を思い出すことがあります

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18歳の頃、近所に3棟続きの長屋がありました。
そこには土方の仕事をしているおじさんが住んでいました。

昼間に会うその人は、とても優しい人でした。
子どもだった私にも、
いつもきちんと挨拶をしてくれて、
気さくに声をかけてくれる。
そんな印象の人でした。

でも夜になると、その人はお酒を飲んで帰ってきました。
静かな住宅街に、
大きな声が響くことがありました。

「みんな死んでしまえ!」

その叫び声を、私は今でも覚えています。
当時はただ怖いとしか思えませんでした。

昼間の優しい姿とのギャップに、
どう受け止めていいか分からなかったんです。

そして、その声を最後に聞いてから1週間後。
そのおじさんが亡くなっているのが見つかりました。

とてもショックでした。
あの時の私はまだ若く、
その人が何を抱えていたのか、
想像することもできませんでした。

でも今振り返ると、
あの叫び声は怒りだけではなく、
どうしようもない孤独や苦しさだったのかもしれないと感じます。

人は昼間、平気そうに見えても、
夜になると抱えているものがあふれてしまうことがあります。

外からは見えない苦しさや、
誰にも言えない思いを持っている人も少なくありません。

だからこそ、
人の心の中は簡単には分からないものだと思います。
もし今、夜になると苦しい気持ちがあふれてくる人がいたら、
一人で抱え込まなくても大丈夫です。

今夜も待機していますので、
気軽にお電話ください。
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