ご家族間のお金のトラブルについて、 ご相談をいただくことがあります。
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コラム
ご家族間のお金のトラブルについて、
ご相談をいただくことがあります。
そこで感じるのは、
身内だからこそ、
むしろ他人以上に、お金の線引きをきちんとした方が良い
ということです。
たとえば身内に、
・大工さん がいる
・美容師さん がいる
・買い物を頼める人がいる
そんな場面でも、同じことが起こります。
「身内なんだから安くしてよ」
「家族なんだからタダでやってよ」
つい、そんな空気になっていませんか?
でも実は、身内だからこそ、きちんと払った方が関係は壊れにくいです。
むしろ、他人以上に丁寧に払った方がいいこともあります。
① 身内だから甘えが出やすい
他人には言わないようなことも、
家族には言ってしまいがちです。
・これもついでにやって
・あと少しだけお願い
・急ぎでやって
・細かい注文を何度も出す
これらは、相手にとって立派な労働です。
でも身内だと「お願い」で済まされやすい。
その積み重ねが、静かな不満になります。
② 技術は無料ではない
美容師 なら、技術を身につけるまでに練習・経験・道具代がかかっています。
大工 なら、体力・時間・責任・経験があります。
払っているのは材料費だけではなく、
・積み上げた経験
・失敗しない技術
・段取り力
・責任を持つ覚悟
そこに対してです。
③ タダは、立場をゆがめる
無料で頼み続けると、
頼む側 → 当たり前になる
やる側 → 断りにくくなる
このバランスが崩れると、家族関係まで悪くなります。
仕事の不満が、家族への不満に変わってしまうのです。
④ 払うことは、感謝の形
「家族だからお金いらないよ」と言われても、
・これは仕事だから受け取って
・相場に近い金額を払う
・ご飯をご馳走する
・別の形でしっかり返す
こういう姿勢は、相手の誇りを守ります。
⑤ 身内こそ、長く付き合う相手
他人なら、一度揉めて終わることもあります。
でも家族や親族は、その後も付き合いが続きます。
だからこそ、
お金を曖昧にしないことが、関係を守る知恵です。
まとめ
身内に安く頼めることは、必ずしも得ではありません。
安く済んだ代わりに、信頼を削ってしまうことがあります。
身内だからこそ、
「あなたの技術を尊重している」
「あなたの時間には価値がある」
それをお金で示すことには、大きな意味があるのではないでしょうか。
家族に払うお金は、出費ではなく、敬意だと思うのです。