こんにちは。ITフリーランスとして活動している谷口靖弥です。
僕が会社員を辞めてから(正確には副収入を得るようになってから)最初につまずいたのが「税金」でした。請求書の作成や納税、確定申告など、会社勤めの頃は意識しなかった手続きの連続に戸惑ったのをよく覚えています。
これからフリーランスを目指す方や、まだ税金対策に自信がない方に向けて、僕自身の失敗や学びをふまえながら、1年を通じて取り組むべき税金対策のポイントをまとめてご紹介します。
なぜフリーランスに税金対策が必要なのか
フリーランスになると、税金の処理はすべて自分で行う必要があります。所得税、住民税、個人事業税、場合によっては消費税まで、税金にはさまざまな種類があり、それぞれ支払時期や計算方法が異なります。
会社員の場合は、これらの処理を会社がすべてやってくれていました。毎月の給料から自動的に天引きされ、年末調整もお任せ状態。でもフリーランスは、その「見えなかった部分」と真っ向から向き合うことになります。
僕も初年度は、「こんなに税金かかるのか」と驚き、後から支払いに追われて大変な思いをしました。それ以来、計画的に税金対策をするようになり、今ではだいぶ余裕を持って対応できるようになっています。
年間スケジュールで見る税金対策の流れ
では、税金対策の年間スケジュールとやるべきことを見ていきましょう。
■ 1月〜3月:確定申告の時期
前年の収入と経費をまとめて確定申告を行う時期です。提出期限は毎年2月中旬から3月中旬まで。青色申告をする場合は、早めの準備が重要です。帳簿の整理やレシートの管理は年明けからすぐに始めましょう。
■ 4月〜6月:税金の通知が届く時期
住民税や個人事業税など、前年度の所得をもとにした税金の通知が自治体から届きます。納税資金をあらかじめ確保しておくと安心です。
■ 7月〜9月:前半の収支を見直す時期
1年の半分が過ぎたところで、収入と支出のバランスを確認。利益が出ていそうなら、早めに節税対策(共済やiDeCoなど)を検討しておくと効果的です。
■ 10月〜12月:節税のラストチャンス
年末までに必要経費を計上したり、ふるさと納税を活用したりして、できるだけ所得を抑える工夫をしておきましょう。年内に行動することが節税の鍵です。
谷口靖弥が実際にやってよかった税金対策
正直なところ、税金に関しては専門的な知識がないと難しく感じる場面も多いと思います。僕もつまずきましたが、実際にやってよかったと感じていることをいくつかご紹介します。
まずは青色申告です。会計ソフトを使えば帳簿の作成も思ったより簡単で、65万円の控除は本当に大きいです。次に小規模企業共済への加入。月々の掛金は自由に設定できるので、収入の少ない月でも無理なく続けられます。
そして何より、クラウド会計ソフトの導入が最大のターニングポイントでした。freeeやマネーフォワードなどのツールを使えば、請求書の発行から帳簿管理まで一元化できて、確定申告もスムーズに終わります。
1年を通じた税金意識が、フリーランスの安定につながる
税金対策というと「難しそう」「後回しにしたい」と思うかもしれません。僕もそうでした。
でも、1年を通じて少しずつ準備を進めておくだけで、精神的にも経済的にも余裕が持てるようになります。
フリーランスは自由である一方、すべてを自己管理しなければなりません。
だからこそ、お金の流れをきちんと把握し、年間の税金スケジュールを意識することが大切です。