──深夜の保健室より 一条 凛子
こんばんは。いらっしゃい。
今日もまた、静かに扉を開けてくれてありがとう。
さて、今夜のあなたは…
自分でもわかっているのよね、「ダメなこと」だって。
だけど、それでも気づけば、また――
既に誰かの隣にいる人を、好きになってしまう。
「私、どうしてまた…」
そう自分を責めては、苦しくなっていないかしら。
🕯その心の奥にある“寂しさ”に、気づいていますか?
不倫というのは、一般的には“してはいけない”恋とされています。
でもね、凛子先生は、してはいけない恋の中にこそ、誰にも言えない深い心の叫びが隠れていることを、たくさん見てきました。
・誰にも必要とされていないように感じる
・ちゃんと愛されたことがない
・いつも「一番」になれない自分が悔しい
・でも、誰かに認められたい、愛されたい
そんな気持ちが、静かにあなたを追い込んでいないかしら。
💔「ダメな恋」ほど、甘くて優しい顔をして近づいてくる
不倫ってね、実はとても“都合がいい愛情”でもあるの。
・深く入り込まれない
・本当の自分をさらけ出さなくてもいい
・一時的でも「特別扱い」される
でもその分、終わったあとの“空虚さ”は、びっくりするほど大きいのよ。
あなたは、寂しさを埋めるために恋をしていない?
ほんとうに求めているのは、「誰か」じゃなくて、
**“あなた自身があなたを愛する感覚”**なのではないかしら。
💊凛子先生の処方箋
“愛されていない自分”を責めないこと
あなたが悪いわけではないわ。心が少し疲れてるだけ。
罪悪感で自分を潰さないこと
その恋が終わったとしても、あなたの価値が下がることはないの。
一度、誰でもない誰かじゃなく、“あなた自身”と向き合ってみて
寂しさを誰かに埋めてもらおうとするより、自分でそっと撫でてあげるほうが、ずっと優しいわ。
たとえ誰かの“二番目”だったとしても、
その時間の中で、あなたが本気で心を動かしたのなら、それはもう立派な「恋」。
でもね、あなたの人生において、ずっと二番目のままでいいのかしら?
凛子先生は、あなたがいつか「最愛の人」と向き合える未来を、心から願っているわ。
さあ、今夜もゆっくり深呼吸して。
ここでは、どんな恋の話も否定されることはないから。
おやすみなさい。
また来てくれるのを待っているわね。
──あなたの保健室の先生
一条 凛子